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2010年8月 3日 (火)

ベイビールームでの母たちの想い

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ALIVEってパネル展とかやると、報告文を書かないといけないそうなのですが 5月に行われた、ビーガンアースデイフェスティバル内でベイビールームを担当されていたMisakoさんが、会報に寄せられていた報告文に感動して。


先月のミーティングの時に、掲載許可を頂いたので。転載させて頂きます (絵文字は私が勝手につけさせて頂きました)


>毎年秋に開催されている京都ベジタリアンフェスティバル。同じ実行委員メンバーによって、
5月2日に第一回ヴィーガンアースデーが開催されました。

私はベビールームを担当し、授乳中のお母さんに向けてこんな暮らしはモウ!たくさん』チラシを授乳室内に設置・配布しました。授乳中のお母さんなら、頭でなくハートで牛の母子に共感してもらえると考えたからです。

お母さんが赤ちゃんにおっぱいをあげる“授乳”という行為は、とても体力を必要とします。ある育児書によると 授乳中は常に山登りをしているのと同じくらいの運動量で、貧血になったり 栄養失調で倒れたり体重がどんどん 減っていくお母さんもいるほどです。それほど過酷なのにもかかわらず授乳をする理由は、自分のおっぱいを美味しそうに飲む我が子を愛おしく思う喜びがあるからこそだと、私は思います。

Cow_calf21_3しかし 牛の母子の場合はそうではない、私達が牛乳を飲むということは 単に牛の赤ちゃんから飲み物を奪っているというだけではなく、母子の絆・喜びといった 私達人間には当然のように与えられた権利をも奪っているのだということを、アースデーに来られるお母さん達には知っていただきたい一心でした。

その結果「私は母乳の出が悪いから粉ミルクを飲ませている。私はダメな母親なのか」と涙ぐんで訴えられたお母さんもおられましたが、まず気分を悪くされたことを謝罪して、粉ミルクを飲ませるときに時々でいいから牛の親子のことに思いを馳せて欲しいとお願いすると何も知らなかったから何も考えず安易にミルクを与えていたかもしれない。教えてくれてありがとう」と最後は笑顔で言って下さいました。傷付く人もいるだろうと予測して覚悟はしていた事態でしたが、余計な罪悪感を与えてしまったように感じて、私も少し切ない気持ちになりました。

他にも自分が骨身を削って搾った母乳がスーパーで98円でズラッと並んでいたら悲しくて泣くと思う」「これから牛乳を買うにしても飼育状態を調べてからにしようと思う」「食の安全や健康のために菜食にしていたけど、、これからは動物や環境のことも考えたい」といった感想をいただきました。

初めての試みで気持ちが先走ってしまった面もありましたが、やって良かったと思っています。動物の親子も私達人間の親子も、それぞれが健康で幸せであって欲しいと心から願います。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜以上。

さてぇ…! いよいよ2ヵ月後と迫って()まいりました 10月3日(日)京都ベジタリアンフェスティバル

公式ホームページがリニューアルしましたっ  めぐみちゃん いつもお疲れ様ですっ…!!


告知は… また追ってさせて頂きます (公式サイト見てれば分かるけど…(笑))

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話は戻って、牛乳は人間の飲み物ではないので。


この夏冷た~いアイスコーヒーには、抗生物質だらけの人間の病気の元になる牛のではなく、豆から出来た豆乳をどうぞ~(*´∀`)ノ


ベジタリアンだけど 卵・乳製品はやめられないんだよな~…という方は、駄目押しの以下をどうぞ

.
動物のお医者さんが見てきたことの、確実に動物愛護運動を進めたいのならより、抜粋

鶏を殺したくないのなら卵を食べるのも止めましょう。採卵鶏の行き着く先も食用ですから、卵を食べる人は結局は鶏を殺していることになるのです。

牛を殺したくないなら牛乳や乳製品を飲食するのも止めましょう。乳用牛の行き着く先も食用ですから、牛乳や乳製品を飲食する人は結局は牛を殺していることになるのです。
.

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それと…
ALIVEのオンラインショップで購入出来る、「畜産動物たちの物語」に収録されている、16分の「乳牛と私たち」は、ベジタリアンの方が ビーガンになるのに、最適な映像だと思います

生まれたての乳牛の赤ちゃんが、母子それぞれを認知しなように、生まれ落ちた直後まだネバネバ状態でずりずりと、プラスチックのソリに乗っけられて引き離されていきます。

ンギャアアアァァァーーーーーッッ!!!・゜・(TдT。)・゜・。何すんねん…つД`)。

ちなみに
去年一昨年と、何となく感じる程度で…今年何も感じなければ、確定だなって思っていたのですが 花粉症が治りました。ベジ部のビーガンのメンツが、「花粉症なんてないよ~。」と言っていたので、完璧になれば治るんだ…って思っていたのですが

やっぱりかっ て感じです ブラボ~

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菜食」カテゴリの記事

コメント

次生まれ変わるのが肉牛か乳牛しかなかったら・・
私は肉牛を選びます
乳牛の一生は生まれてから老廃牛として殺される(手頃な国産牛肉となります)まで女性として屈辱の日々です。
「乳牛と私たち」は、まだ乳製品を止めていないベジタリアンの方には
ぜひ見ていただきたいです

投稿: tohko | 2010年8月 3日 (火) 19時15分

なっちゃん、ありがとう\(^o^)/

子牛の写真がかわいい(o^^o)

投稿: めぐみ | 2010年8月 4日 (水) 19時19分

カワイイ絵文字付きで載せて下さってありがとう
感動したなんて言って下さって嬉しいです
10月はお客さんになって遊びに行きますね~

投稿: みさこ | 2010年8月 4日 (水) 23時32分

tohkoさん
補足コメありがとうございますレスポンス遅れてゴメンなさい!
そんな究極の選択で考えてみた事なかったです
そうですね…!肉牛でも、生きたまま血を抜かれて殺されて捨てられたり、病気の元になったり、焼かれたりするのがいいか。安楽死させられて、土に返るのがいいか(口蹄疫殺処分)って話だよね。

「乳牛と私たち」は、注射を打たれた後の牛乳は側溝にドバーッと捨てられている映像もあったね (それでまた下水も…)

「畜産動物たちの物語」は皆に勿論普段食べている皆様に見て欲しい内容ですがね

投稿: Natsumi | 2010年8月 5日 (木) 12時13分

めぐみちゃん
ありがと~
右側写真は、日本の乳牛ではないけどね
まぁ、日本ではこんな微笑ましい光景は見れないから写真も無いんですね。

そして、栄養の無くなった粉ミルクをバケツで与えられて。ゆっくり吸えないから、ゴクゴク飲んじゃうからお腹を壊して消化不良になるそうだよ。そして、口寂しいから、そこらじゅうを甘噛みするみたいとっても寂しそうだったよ。

酪農協会が、窮地の策として街頭キャンペーンとかやっていた時に、「ノーミルクノーライフ」ってコピーがあったのだけど。「フォー (牛の)ベイビー」って話だよね。

投稿: Natsumi | 2010年8月 5日 (木) 12時21分

みさこさん
はいっありがとうございます
牛の母の苦しみを伝えたいみさこさんの想いならびに、まだ知らないお母さん達への気遣いに感動しました

やっぱりどうも、伝えたい気持ちだけが先走って、特にこれから長い付き合いになる訳では無い人に対しては、思いやって接することが難しいんです
その辺…、今度ご教授頂きたいです

これからもよろしくお願いしま~す
みさこさんのBabyにお会いするのも楽しみです

投稿: Natsumi | 2010年8月 5日 (木) 12時29分

1つ目の写真、おなかが重そうですね

投稿: chill | 2010年8月 6日 (金) 15時05分

なっちゃん、お久しぶりーっ。
授乳がそんなに重労働だったなんて知らなかったよ(ToT)

年がら年中、むりやり妊娠させられてる乳牛の身になって考えて欲しいね!

投稿: マーフィー | 2010年8月 6日 (金) 19時28分

まだ牛乳を飲んでいたころ、「牛さんが殺されるわけじゃないから牛乳はだいじょうぶ~」などと安易に思ってたけど
牛乳を得るためには 常に妊娠状態にさせられ 子どもと引き離され、抗生物質や薬漬けにされ狭い不衛生な檻に閉じ込められて 搾乳機をつけられて・・・って
殺されるよりもむしろ もっと辛い、生き地獄のような環境にいるんだと知って、ショックを受けたよ。
しかも飲むと余計カルシウムの吸収が阻害されるし、もともと牛乳の消化酵素を人間は持ってないらしいし。
ほんとう この事実をもっと多くの人に知ってもらいたいよね^^

投稿: yuki | 2010年8月 7日 (土) 00時08分

>chillさん
そうだね~日本の牛はこんなフッサリとした可愛いしっぽも付いてないと思うけどね。
畜産の作業の邪魔だから。
ゴムでキツく縛って、腐り落ちるのを待つんだよ。

投稿: Natsumi | 2010年8月 7日 (土) 15時22分

>マーフィーさん
お久しぶりでーっすッコメありがとうございま~す
えぇ~。私もまだ未体験ゾーンなので知りませんでした。
噛まれて痛そうとか、(赤ちゃんが)重そうとか、夏場は暑そうとか思いましたけど

全く動けなくて、ただどこへ行くでも、誰に与えるでもなく授乳し続ける…。苦痛ですね。
「いのちの食べかた」に出ていた、回転していくオートメーションのシーンも怖かったなぁ。

投稿: Natsumi | 2010年8月 7日 (土) 15時26分

>Yukiさん
ありがとうございます
そうなんですよね。皆が飲んだり食べたりしているからと言って、それを飲んだり食べたりしていいことにはならない。
売っているからと言って、安易に買っていいとは限らない。

違う動物が違う動物種にお乳をあげて、育てる光景はたまにありますけど。とても異様ですよね。
でもあれは直接意思を持って与えるあって、市販されてパックになっているのは、そうではない。

もっと異様さを感じてほしいです。
そして小学校で一律に強制するのはやめて~っ!

卵や牛乳アレルギーの子供が多くなっているのも、それを摂取しすぎだからだそうですね~

投稿: Natsumi | 2010年8月 7日 (土) 15時33分

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