口蹄疫とは何だったのか?
ベジタリアン協会の トップページを見ていると、決定打となったのは口てい疫だったという意見もちらほら見かけました。
殺処分の現場が遠巻きに写っても、牛たちが写ることはあまり無かったのに。疑問を感じて自ら食生活を見直した人達が確実にいる。
牛や豚達の最後の姿が しっかり写されていたら、どれ程の人が 動物と環境と 人にも優しいライフスタイルを選択していただろうかと思う。
私も今回の事件をきっかけに この病気に関して、色々知りました。
2000年に既に宮崎で小規模に発生していたとか。欧州で流行った時に、オーストラリア政府が商機ととらえて、カンガルーの肉を売ろうとして動物愛護団体がそれに反発したとか。ドイツでは肉の消費が半減したとか
印象的だったのは ニュートン8月号に載っていた。
殺処分されるのは、医学的理由でなく、経済的理由であること。
ウイルスは自力で子孫を増やせないから、生物の体の細胞に侵入してそこで道具を借りて子孫を作る。
その過程で、細胞が壊れて宿主の生物が病気になるとか。
偶蹄類に感染しやすい口蹄疫ですが、ウイルスがどのように宿主を選んでいるかは実はよく分かっていないとか。
口蹄疫ウイルスは非常に種類が多いとか(つまり変異が頻繁)。
世界で最初に発見された動物(の細胞に感染する)ウイルスが口蹄疫ウイルスであったとか。
口蹄疫で殺処分された 29万ものウシとブタ達…
その数東京新宿区や、三重県四日市、愛知県春日井市や、北海道函館市辺りの都市の人々が一瞬にして消えた数に相当する( 在住の方、例えに出して御免なさい…;)。
分かっている事は、今後も口蹄疫はまた流行り、この様な殺処分は続いていくということ
あなたがお肉をやめない限り。
。
…とぉ!つい持論を書いてしまいましたが スミマセン今日は違うんです(…) 何がだ。
親愛なる友人達が HPを作りました。日常や 世界の疑問を掘り下げて探求しツアーで巡るように 知ることが出来る情報サイト「D ツアー」。最初の記事は、「口蹄疫を考える」(◎´∀`)ノ
親しみやすく、分かりやすくまとめてくれています 是非↓読んでみて下さい
D-TOUR 世界で起きていることを、旅行感覚で探る場所 日常生活から離れ、回り道を取ろう
。
今後も要チェキですね~ (え…?気が早い?(笑))
。
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コメント
リンク先も見させてもらいました☆
口蹄疫でのウシ・ブタの殺し方って詳しく知らないんですけど、安楽死ならそっちの方が断然いいですね。口蹄疫が家畜を救った感じですね…。
「命を無駄にしないで」ってねぇ…(^^;)
投稿: chill | 2010年8月12日 (木) 12時39分
Chillさん
リンク先読んでくれてありがとう
リンク先の紹介だったのに、つい長く書いてしまったよ
「どっちが食べ物でしょう?」って辺りとか、最高だと思う
安楽死といっても楽な死ではないと思うけどね。
(生きたまま血抜かれ続けるよりはマシなのかな)
防疫目的の殺処分の方法は、薬殺、電殺、CO2で、
今回は、牛と母豚(大きい動物)は薬殺、肥育豚(生後9カ月くらいで肉として出荷される)と子豚は電殺、で殺処分が行われているそうだよ。
薬殺の方法は、鎮静剤(セラクタール)を静脈に打ち、鎮静効果が出てから、パコマ原液(パコマは消毒剤で、消毒用には薄めて使用するもの)を血管内に投与して死に至らしめる。
死体は、農家の土地に大きな穴を掘って、ビニールシートを敷き、死体を投入、上から消毒剤を散布し土をかぶせて埋却。3年間は発掘禁止だそうだよ。
↓に電殺されてる写真があるよ~。
http://www.47news.jp/47topics/e/159663.php
投稿: Natsumi | 2010年8月12日 (木) 14時29分