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2010年6月 5日 (土)

「THE COVE」 上映中止…!?

Photo1837881_4こんな事あっていいんでしょうか。

上映告知が遅いから心配していたのですが、こんな事が東京で起きていたなんて。

非難しているщ(゚Д゚щ)人達の内、どれ程の人が この映画を見たのでしょうか。そして右翼の人達は この映画が公開される前から、イルカが食されていることを本当に知っていたのでしょうか。

イルカ猟の残酷性を訴える以外にも、鯨肉だと表示されて 販売されているイルカ肉の有毒性も告発している訳ですが。給食に出されている和歌山県の子供達の体はどうなっても良いのでしょうか

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良いこと 悪いことを暴くのに、国なんて関係ない
本来なら日本人がこの映画を撮るべきだったのに…
外国人の方に撮ってもらって(つд⊂) 恥ずかしいと思うべきなのに。
何が「人種差別映画」なんでしょうか。何その、他国の人に言われてムカツクッていうプライド

「ザ・コーヴ」の上映は 京都にオリックス不動産㈱が作ろうとしている日本最大の水族館建設反対の切り札になってくれると思っていたのに…(u_u。)。

この映画を見れば どれ程イルカ達にとって、水族館の水槽が狭くて苦しくてストレスであるか(でなければ胃薬等必要無い) が分かるから ほほ笑んでいるように見えて、楽しんではいない…!

既にお隣・大阪に日本一があり そして日本の水族館数は世界一…
東南アジアでは、日本や欧米の水族館やペットショップに販売する ためにダイナマイトや青酸カリを 使用し、 地域の生態系を破壊するような方法で、熱帯魚の捕獲が行われている
京都
市民からも「建設、運営にあたり多くのCO2が排出され、環境先進都市京都にはふさわしくない」と反対意見が出ているのにも関わらず、建設計画の許可は 5月14日に下りました(でもまだ反対は続けていきますと、いきもの多様性研究所)。

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靖国 YASUKUNI」の時より ヒドくないですか、この状況(東京の警察は何してるんですか。首相がコロコロ変わる日本は恥ずかしいと思いましたが、それ以上に 恥ずかしい… 知る自由が 奪われる日本。

>フリージャーナリストの綿井健陽さんは
「こんなに簡単に中止が決まっていいのか。『面倒な映画の上映はやめておこう』という萎縮を生みかねず影響は大きい。上映を待ち望んでいる人もいるという声を関係者に伝えることが重要だ」と指摘する。

ちなみに、私が映画を見た時の感想はコチラ
頑張って下さい 配給会社サマ どうか暴力なんかに屈しないで

でも もし数年遅れても いつかは上映はされると思いますけどね (飛んでDVDでも)

その間に… どれだけのイルカが無駄に虐殺されるのだろうと思うと 悔しい想いですが…。_| ̄|○

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コメント

今朝、テレビで見ました。
なんか、ニュースのとりあげかたが、
すごく悲しかったです。

そう、くじらの肉と表示して、
いるかの肉を売るのって、
あれって普通に、違法じゃないの?とか思いました。

投稿: めぐみ | 2010年6月 5日 (土) 01時36分

こちらのようなベジタリアンの方がイルカ漁や捕鯨に反対されるのは
分かるのです。
でも牛や豚は食べるけどクジラやイルカは人並みに賢いから食べたらいけない
と言う人(知能で分けるのは差別では?)、牧場を襲わないのに
捕鯨船を襲う人などは理解できません。

投稿: | 2010年6月 5日 (土) 17時42分

本当、悲しいやら情けないやら・・

映画を見れば、オバリー氏が余生をかけて自分が犯した過ちを
償おうとしていることや、ベジタリアンである監督が「この映画は人類の動物利用に対して深く問いかけることになる」と語っている意味がわかると思います。

人と比べるのではなく、自分はどうすべきかをひとりひとりが考えないといけないと思いました・・

投稿: tohko | 2010年6月 5日 (土) 19時06分

めぐみちゃん
メッセもありがと~
ニュースでやってるトコ見れたんだね。私も見たかったなぁ…。
ニュースゼロにこの件について、取り上げて下さいって意見送っておいたよ。
(以前ペット問題やってくれたから…)やっぱNHKは信用ならんし。
問題のとりあげ方 違ったんだね ザンネン。

映画の中で日本人もイルカ肉の有毒性を訴えているのにね。

投稿: Natsumi | 2010年6月 5日 (土) 20時51分

匿名様
そうですね牧場襲って欲しいですねって本音は置いておいて
tohkoさんも書いてくれましたが監督はベジタリアンだそうです。
プロデューサーはいかにもアメリカンなジャンクな体型だったそうですが。

私もベジになる前は鯨肉食べた事ありますし、日本人として捕鯨反対されるのは、
カチンときてた口ですが(まさに知能で分けるのは変だと思いました)。
捕鯨は今や水産庁の天下り先でしかなく、文化と呼べる代物ではないそうです。
鯨肉が食卓から消えたって、今の日本人は困りませんしね

この映画に出てくるイルカの追い込み猟は、食用だけではでなく、
世界各国の水族館に売る為でもあり、野生のイルカは30年以上生きますが和歌山県「太地町率くじらの博物館」で飼われているイルカの平均寿命は4年3カ月(2000~2006年の記録で算出)。
世界動物園水族館協会(WAZA)でさえ、世界の動物園や水族館に追い込み猟で捕獲したイルカを買わないようにと警告しているそうです。

ちなみに、イルカの肉は、水銀、メチル水銀、PCBなど「有害物質の溜まり場」と言われるほど汚染されているそうです。

そしてイルカは教えられていなくても、溺れている人間を助けてくれる唯一の動物だそうですよ。
(あ、犬もかな)話が脱線しました~。

投稿: Natsumi | 2010年6月 5日 (土) 21時21分

tohkoさん
にゃ~…悲しい日本ですねまったくもって心外です。
映画の中で勇気を持って行動する彼らも格好良かったしね。
お客さんやテナントの為に上映を見合わせた映画館に対しては、何とも言えないけど。
本当にこんなこと、許されていいのかって思うよ~。

オリバー氏の贖罪の物語だから、説得力ある内容になってる訳だしね。

早く全国で(どうせなら同時多発的に)上映される日を待ってます

投稿: Natsumi | 2010年6月 5日 (土) 21時29分

投稿: 通りすがりですが | 2010年6月 9日 (水) 06時01分

どうもどうも

投稿: Natsumi | 2010年6月 9日 (水) 20時52分

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