「THE COVE」 見ました…!!
日本のイルカ猟の
実態を暴いた
「THE COVE (ザ・コーヴ)」が第82回アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞を受賞し、日本
メディアはほぼ反感を持って伝え、
ネト上は
賑やかになっていますが。
公開前に
どこで見とんじゃ~いって話ですが。それは置いておいて…、ストレートに言わせて頂きますΣ( ゜Д゜;)!
大層
面白かったです…
ドキュメンタリーといっても
作品の出来は、
「スーパーサイズミー」や、マイケルムーア監督作品を彷彿とさせる
ドキュメンタリー作品。
何分か尺は
把握してませんが、観賞時間は普通の映画一本分よりも、あっ
という間に感じました![]()
良かったのが
太地町で実際にイルカ猟をしているのは
極少数の人達だと作品中で伝えていた事と、
東京に行き
「イルカ猟を知っていますか?」と街頭で
聞いていてくれた点。(ほとんどの人が知らずに、一様に驚く)
残念だと
思ったのが…
この問題を映画にして
公にしたのが
日本人では無かったという事。
その点が、本当
日本は
動物愛護後進国だなぁ…と思ったり![]()
撮影チームは覚悟をもって海外まで
飛んで、
見知らぬ土地で
真っ暗な異国の海へと
入っていく…。その行動力は
大層な勇気だと思ったし (中国行って、日本人が
チベット問題を撮影するようなものかもね…)。
日本バッシングだとか言われているけど、
イルカ猟が行われているコト事態
ほとんどの日本人は知らない…。
そして日本人の多くは
イルカはLOVE★
だ。
そんな日本人の多くが、イルカ猟の映像を見て
ショックを受けるΣ( ̄ロ ̄lll)
筈ですが…、でもその
良心に反して、
「あ、
でも日本バッシングか。」と、安易に
付和雷同するナショナリズムへすり替えて、問題を
うやむやにして欲しくはないなと思いました。
監督(だったかな?)が
太地町の漁師側に、
「イルカ猟で得る収益分の同額をお支払いしますから、猟を中止して頂けませんか。」という提案に、
「お金の問題じゃない、ペストコントロール(害獣駆除)だ。」という
(ペストコントロールという話に対しては、作品中でもその後触れてましたが、ここではカット)
鯨の問題でも
国際会議で
鯨を見た事もない国々を買収し
捕鯨賛成票を獲得する日本。税金ですヨ
皆様
怒って~!![]()
日本公開(6月予定)では
一部の人達の顔に
修正がかかるそうですが、誰にモザイクががかかるのか見てみよ~
と思いました。 …ていうか、別にモザイクかけなくても
いいと思うけど。
アカデミー賞も取ったし
作品の完成度も高いし…
日本でヒットすると思うな~
コレ![]()
人によって意見が分かれる映画だと思いますが
日本の問題なだけに、そこは実際見て
判断して欲しい作品です![]()
映画公開後は
和歌山県の太地町
観光客も
増えるだろうし。
イルカ猟ではなくて、船を出して
イルカを観光客に見せる
イルカクルーズにシフトして
「こんな過去がありました。」って
(鯨博物館に
この映画の事も展示して)、これを逆手に地元の収益に
繋げていって欲しいと思いました(またとないチャンス
だと思うけど)。
これが本当に誇れる地元の
伝統・文化なら、消費者が敬遠するだろうと「鯨肉」とパッケージを偽ってイルカ肉を販売する必要も、猟の風景を
撮影されるのをw(`Д´#)拒む必要もない訳でしょうし。それこそ
「秘密のケンミンショー」に紹介されたって言い訳で…![]()
見終わった後、![]()
思わず
見ていた皆で
拍手…![]()
を送りました![]()
.
とにもかくにも
お勧めです(・∀・)b グッジョブ~![]()
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 11月4日(日)「セヴァンの地球のなおし方」上映会&トークショー@名古屋(2012.10.27)
- 映画★「攻撃される科学者達(仮題)」 12月日本公開にむけて(2012.10.04)
- 最近見た映画と、ARビーガン的にお勧めの映画など☆(2012.07.18)
- 東ティモールのドキュメンタリー映画★ 『カンタ!ティモール』 を観に行ってきましたっ!!(2012.05.19)
「 菜食」カテゴリの記事
- 京都ベジフェス10周年の前日★11月24日(土)は京都でベジタリアンパレード!!(2012.11.09)
- 矢場町の RiR (リル) organic+greens へ行ってきた★(2012.11.06)
- バロー「Vセレクト」の、こんにゃくと、やわらか揚げの原材料は、どこ産なのか聞いてみた。(2012.11.07)
- おすすめベジタリアンレストラン@大阪 Osaka Vegetarian Restaurant 【'13.8更新】(2012.11.01)
- 【ご報告】 三重の迷い豚さん、大内山動物園へ移動しました。(2012.10.26)





コメント
ついに観たんや
和歌山も高知みたいに漁船に観光客乗せて、クジラ&イルカ・ウォッチングにシフトしたら良いんよね
オーストラリアはホエール・ウォッチングで儲けてるしね
投稿: マーフィー | 2010年3月15日 (月) 08時01分
お疲れ様~
すごく分かりやすいレポありがとうね

日本人のほとんどがイルカ漁を知らない事とかもちゃんと伝えてるんだね。
みのもんたに直接会って苦情言いたいよ
メディアでアカデミー賞を受賞したことを批判してた人たちは実際に観てないんだろうね。
ホントに誇れる伝統文化だって言うんなら、堂々とイルカ肉って販売するだろうし
撮影拒否する必要もないんだもんね。
これは絶対観ないといけないね~
誰のDVDなの???
投稿: プリ | 2010年3月15日 (月) 15時49分
マーフィーさん

お聞きしましたし
あちこち拝見しております
)そんな側面もあるのかな~と、私には分かりませんが。
私のblogに合わせたコメありがとうございます
マーフィーさんの意見は
(ラジオは酷い話ですね…!
でもその国の問題を摘発するのが、その国の人でなければならないという事はありませんしね
それで…ね~

イルカ達の為になるのなら
「そもそもイルカが日本にいたんだ。」って事も知らなかったって話も出ました


見たいと思う観光客はいっぱいいるでしょうね
オーストラリアはホエール・ウォッチングで儲けてるんですか
なる程。
投稿: Natsumi | 2010年3月15日 (月) 21時34分
プリさん

ネタバレがあるような作品じゃないけど)
( ̄ー ̄)そうなんですよ。あのシーンがあって
良かったって思いました。
批判してたのかな。何でもそうだけど、作品チェックしてない人が批判しないで欲しいね。
分かりやすいですか(*´ェ`*)ありがとうございます
映画記事書く時は、ネタしないように気をつけているのですが。
(ドキュメンタリーだから
うん
みのもんた
これを見て
活動家達の姿勢の違いに驚かされた面もあって、それが普通だと思いそうになる…のは、
アニマルライツ的にはOKなのだろうけど、日本社会ではNGだろうなぁと思ったり、思想が流されそうになるのは、いいのか悪いのかとか…弱冠思いましたが
ええ
是非見て下さいプリさん
(そしてプリさんの意見も聞かせて下さい☆)
アカデミー以前に、
自主上映会とか既に各地でやってましたしね。|∀・)
出所はどこでしょう
投稿: Natsumi | 2010年3月15日 (月) 21時51分
なっちゃん、こんにちは~
遠いところ、岐阜まで来てくれてありがとね。
まゆちゃんはちゃんと座布団持参してくれてた!
なんせ引っ越してから一度に2人以上来たことないからさ~
(引っ越し前は5,6人ザラだったんだけど)
おいしいご飯と、衝撃な映像達。
濃い休日だったね。
また新しい映像手に入ったら是非やりましょう!
投稿: noa | 2010年3月16日 (火) 13時38分
Earthlings(アースリングス)、
なっちゃんのブログ読むだけで悲惨さが伝わってくる・・・。
俺はそのDVD観たらきっと衝撃過ぎて
きっと寝込むと思う、マジで(T-T)。
(だって心が天使じゃん、俺)
皆にこの現実を知ってほしいよね、
これを観て実際に動物愛護の活動をしないとしても
知っているか知らないかでは
大きな差があると思うし、
きっと知った後では少しだけ行動に変化が出てくると思うしさ。
そのほんの少しの変化が世の中を変える力になると思ってる。
だから、なっちゃんのブログ記事で現状を知った俺は
ほんの少しの変化を世の中に与えていけるはず(^-^)。
例えば、
毛皮を着ている奴の髪の毛、曳きむしったり、
動物実験している奴らを使ってシートベルトの安全性確かめたりね。
俺にできることってこのくらい。
・・・こういう冗談をネットで書くとマズいわけ?、やっぱり・・・。
投稿: みっくん | 2010年3月18日 (木) 20時23分
noaちゃん
ありがとう
寂しくなるから
花でも持っていきたかったのだけど。
2つに分けちゃったよ
(フェイクで御免ヨ)
「THE COVE」は皆に見て欲しいね~
ベジ仲間の中でも、意見は異なってるようですが。
先週はお邪魔しまして
>2人以上来たことな
かったのか。人が遊びに来た後って
いざ買おうとすると、花屋って見つからないもんだね(笑)
記事は
私の持ってった
ALIVEもまだ見てないしね(笑)
またやろ~

皆で見ると意見交換が楽しいしネ
投稿: Natsumi | 2010年3月18日 (木) 23時52分
みっくん

パソ画面にツバが飛びました(爆苦笑)
ここにコメ初めてじゃない?ありがと~
寝込むのはいいけど、
>心が天使じゃん、
に噴き出して
うんうん
「知らないことは罪」って言葉に、昔は(○゜ε゜○)「知らないんだから、しょうがないじゃ~ん。」と思っていたのですが。
であって。
「知らないことが罪」なんじゃなくて、「知ろうとしないコトが罪」なんだよね
愛の反対は、憎しみじゃなくて、無関心
知らなかったことで、自分の願いと反した事をしてしまうのも、罪っていうか、悲しいよね。
>髪の毛、曳きむし
ルんじゃなくて、毛皮にするなら頭皮ごとめくらないとね。
ってぇ!冗談はこの辺で…ゲホゲホッ!!
Sさんと、人間がそもそも毛皮でモコモコしてたら
「NO FUR!」って叫ばなくてもいいって話だよねーて冗談言ってました(笑)
残念だったね~
お疲れ様ー
昨日は
投稿: Natsumi | 2010年3月19日 (金) 00時05分
すみません、日本でどんな反響があるのかなぁって検索したら、ここにたどりつきました。
たしかにインパクトのある映画でアレ見りゃ、だれでも、イルカがカワイソウって思うだろうけど、やはり、見方が一方的だと思うなぁ。あの日本の小さい田舎町で、代々漁業で生きていた人たちについて、生活のために売る魚をイルカに食べられてしまったら、あの村の人々は、どうなるの?確かに、今は、都会に行って働けばいいかもしれないけど、自分の父親、祖父、代々と、自分達が「生きる」ためにイルカを殺してきたわけだよねぇ。確かに私だって、イルカをあんなふうに残虐に殺されるのを見たくないし、やめてもらいたいけど、何もそれを隠し撮りして、世界の見世物にして、世界中で、その小さな漁村をいじめなくたっていいじゃない。
アメリカでは、あの製作者は、LAの寿司やに潜入して、やはり隠しカメラで、鯨をだしていたことを見つけて、閉業させちゃったし。
今日は、Earth Dayで、昼間のオバちゃま向けのワイドショーに出演して、そのワイドショーの司会のオバちゃん(Oprah)に目を涙ためさせて、「日本のイルカを救おう」なんて言わせちゃって、喜んでいたし。
なんか、私は、いやだなぁ。その私も知らなかった片田舎の漁業に携わる人々に対して、ああいうアプローチの仕方は、Fairじゃないよ。
投稿: | 2010年4月23日 (金) 16時03分
こんにちわ(名前くらい書いて頂きたいですが)
海外からでしょうか。
そうですね、ベジの中でも賛否は分かれております

確かにフェアでは無いとは思いますが、この制作サイドはこのイルカ猟をやめさせたいのであって
そういった作りになるのは仕方のないことだと思います。
フェアでは無いのは、
家畜の
お肉の宣伝に関しても言えることだと思いますし。
これを鯨肉だと販売する方もまた、フェアではないと思います。
イルカ猟の現場の撮影を禁止して
>生活のために売る魚をイルカに食べられてしまったら
その話は出てきませんよね。
食したところで影響があるでしょうか。
イルカがどれだけ、魚を減らしているのでしょうか
果たして、生態系が保たれた中で生きているイルカが食物連鎖の中で
日本は持続可能な漁業枠を
大きく超過した漁業枠が設定されており、国が乱獲にお墨付きを与えているような状態です。海から魚は確実に減少しており
日本人の食欲が原因で、枯渇してしまった水産自然も数多くあります。
言われているそうです。
とにかく日本はそういう事に関して、世界の信用が無い為、鯨に関しても色々
イルカを食べてきたのが、代々でも、世界の水族館に向けて
(一匹700万とかありましたよね?)輸出したりってのは、代々やっていた訳ではないと思いますが。
田舎でも都心でも、企業が
大きくても小さくても、皆の心が痛んだ事は
素直に改めて欲しいと願って欲しい…と思います。
漁船を使った
イルカウォッチングにシフトすれば良いのではないでしょうか
新聞に載っていました。
すでにそういう仕方で、イルカ猟をやめ、成功している地方もあると
投稿: Natsumi | 2010年4月23日 (金) 23時27分
Natsumiさん、まず、私なんかの横レスに真面目にお返事いただいてありがとうございます。そうですね。確かにあんなに可愛いイルかをあんな残酷な殺し方をしなくてもいいだろうと私も思います。スペインの闘牛だって、大勢の前で、じわじわと残虐に殺して、拍手喝さいもらって、あれも、やめてもらいたいです。それに、オーストラリアで、カンガルーの肉を食べているものやめてもらいたいです。
おっしゃるとーり、私は、海外、アメリカに住んでいます。たまたま、あの製作者の3人がテレビのワイドショーにでていて、あのイルカの調教師だったという方は真面目に話されていたのですが、あとの二人は、いかにもハリウッドのチャラチャラ親父で、アカデミー賞をもらって、調子にのって、馬鹿騒ぎしていたので、つい、私もカッとしてしまいました。
やはり、海外にいると、余計に日本を守りたくなってしまうのかもしれません。あんな、まるで所さんのダーツの旅で行くような小さな村の人々が世界のさらしものになって、悪の根源みたいに映されていることに、ちょっと、抵抗があります。でも、日本で、映画をどんなふうに見ているのか、わかってよかったです。私は、おそらくNatsumiさんのお母さんよりも、年上です。レスに名前をのせそこなってしまいました。もう、オバサンは、口をだしませんので、ブログがんばってくださいね。失礼しました。
投稿: K子 | 2010年4月28日 (水) 13時44分
K子様
興奮させるそうですね
それは嫌な感じですね。私の知人がCOVEのプロデューサーに会ったと言っていましたが、いかにも
アメリカンな感じの食事をしていそうな風体だったそうです。
)
闘牛も直前まで暗い所に閉じ込めておいて、睾丸をつぶして
(映画の監督はベジタリアンだそうですが
また日本でも公開されたら
web上で意見が増えるでしょうね(「日本バッシングだ」というのと、「可愛そう」というのの両意見だと思いますが。)
海外より
ありがとうございました。
投稿: Natsumi | 2010年4月28日 (水) 18時57分