波多野毅（はたのたけし）さんの講演会へ行ってきた

丸の内にある i-cafe(アイカフェ)で行われた 夕食交流会と波多野毅さんの講演会へ行ってきました

交流会に参加したのは ナマケモノ倶楽部の方達が少しと、名古屋ベジ部が少し…、どちらでもない方が2名と こじんまりとした夕食＆交流会でした

アイカフェは、基本カフェなのですが この日は玄米菜食のお食事(カレー味のヒヨコ豆や、ジャガイモとブロッコリーの和え物、かぼちゃとジャガイモのコロッケに、お味噌汁) を頂きました　普段ベジ的に食べれるのは、おにぎりとかの軽食しかなかった気がしますが。

ここには ビーガンパフェがあるんですヨ ベジ部のKuniさんが注文してくれたので、(前回rieちゃんと行ってデータが消えた)アイパフェ撮らせて頂きました⇒
私はデザートにおからドーナッツ頂きました もちもち～
(まぶす粉は、きなこと黒糖とシナモンシュガーが選べます。私はきなこ)

ナマケモノ倶楽部の方達は、この日の翌日集まりがあった様で福岡と熊本から来られていました いかにも農業～って感じのロハスな夫婦のベイビー(３・４ヶ月)がいたので膝の上に抱かせて貰ってました (笑顔でご機嫌君でしたっ)
ぽとリズムと名付けた家で、お父さんが作る「とーとのおやつ」は、卵・乳製品を使われていないそうで、虹の市という市に出品したり、通販もしているそうです

そして講演会に（お茶持って）アイカフェ2階へ移動～。

講師は熊本にある寺子屋「TAO塾」代表の、波多野毅（はたのたけし）さん。食育エコロジストで阿蘇の山奥で寺子屋TAO塾をしながら、時に鍬を持ち自然農を、時にペンを持ちライターの仕事をしているそうです

【専門はホリスティックメディスン、マクロビオティック、パーマカルチャー】
（著書「医食農同源の論理―ひとつらなりのいのち」）。

波多野さんが変わったキッカケは、祖母の死で。病院でチューブいっぱいに繋がれて(「スパゲティ症候群」と言うんだそうです…！)管のジャングルをブッシュ漕ぎして 祖母の顔を見て、死ぬ瞬間見つめていたのは機械のモニター…
２４・５歳の時に現代医療の本を読んで、今の現代医療の問題を知り、オルタナティブなものに 興味を抱いたのだとか。

「情報はこっちの網目次第。違う網目を持った途端、そういった問題が見えてくる。」

よく言われるのは医食同源ですが、波多野さんが掲げているのは医食農同源。
オーガニックだ～…陰だ 陽だの、頭デッカチに考えて土の匂いがしない人達がいると波多野さん。

「合鴨（あいがも）農法って知ってますか」と波多野さん。

ああ～…最後には食べられちゃう あの話か～…と思ったら、

「うちはね、鴨じゃなくて。」

「幼児農法なんです。」

∑(=ﾟωﾟ=;)

田んぼの中でハイハイしているお子さんの写真…

ホリスティック医療にマッドテラピーってあるそうですが
←これやらせると気持ち良くて田んぼから上がらないのだとか

「新月伐採」という手法も話されて★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
新月の日⇒(正確にはその2・5日前)に木を取ると、その木は長持ちして腐らないと(南米でも)言われているそうで、(日本の神社の木とかはその手法) 稲はどうかという科学的研究が今大学でされているのだとか（=゜ω゜）(新月の木国際協会というのがあるそうだヨ…)。

TAO塾のタオ(＝道)はどういう意味かよく聞かれるそうで、ある時から逆に「何だと思いますか？」と聞き返すようにしたら東大生が言った台詞とか地元の田舎っぺが言った台詞とか 笑えました。引きこもりの子がTAO塾で農作業をしていく中で、良くなっていったそうなのですが（自分が役立ってるって達成感が味わえるから作業を一緒になるのは本当に良いのだとか）、その子が言ったのが…

T 楽しく　A 明るく　O　面白く　　「面白くっていうのが、またいいなぁと。面白くするのは、自分次第。」　
他にも T　足るを知る　A　有難う　O　お陰様　等。(「タオ自然学」って本、良かったそうです)

自分の身に起こってくる現象は全て必然であって、必要なこと。その時は、そう思えないだけで…。

で、波多野さんが（何て聞いたっけなぁ…）民衆を説いた？指導者というか悟った人というか、えぇと… とにかく、凄い事を言った人は誰がいますか？と質問されて。

「キリスト？」 「仏陀？」 「マザーテレサ」 「ダライ・ラマ」(私)。

「それはね…、この人なんです。」

バカボンのパパ。

そのバカボンのパパの台詞を　教えてくれました

わしは、バカボンのパパなのだ

この世はむずかしいのだ

わしの思うようにはならないのだ

でも　わしは大丈夫なのだ

わしはいつまでもわしなので　大丈夫なのだ

これでいいのだ言ってるから　大丈夫なのだ

あなたもあなたでそれでいいのだ

それでいいのだ　それでいいのだ

○

わしはリタイヤしたのだ

全ての心配から　リタイヤしたのだ

わしの思うようにはならないのだ

どうだ　これでいいのだ

これでいいのだ

やっぱり　これでいいのだ

ああっ深い…！ と、感涙。

あとウサギに見える絵を写して「何に見えますか…？」と波多野さん。

「「ウサギが一匹います。」と言うと、そう見える。
多くの先生がそう言っちゃう。マスコミもそう。　ただどう受け止めるかだけ。」

13年連続高額納税者の斎藤一人さんは、お母様が凄い方だったらしく、ご本人は「困ったことは起こらない。目の前で起こることは、(3次元の世界でネガディブとされている事でも)全てパーフェクトだ。」とか。

そう捉えているうちに大金持ちになったのだそう。

で、最後に見せる予定だった出産に関する映像を(帰宅時間のある方がいたので)先に見せて頂いたのですが。

今の出産は病院で病気みたいな感じで、お医者の予定に合わせて病院入れられて…って現状ですが、自然で幸せ出産の為には、第一に「食」。「運動も心の持ち方も大切ですけど。」

TAOでは自宅出産も推進していて、今の一般的な生む姿勢(あおむけで、足開いて)は、医者中心のやり方であって不自然だとか。｢ああいう姿勢で 排泄はしないでしょう。｣
暗いところで生まれたら、あんなオギャーオギャー と、ケタタマしくは泣かないとか。

モロ生まれてるシーンが写されている 静止画と音楽のスライドショーだったのですが、その姿勢は四つん這いになって、お母さんの上半身は(高く)ソファアやクッションに預けた姿勢で、助産師さんが頭から降りてくる赤ちゃんを受け止める形でした。　( 生まれたばかりの赤ちゃんは、手術台の上で産むから眩しくて目を閉じているのであって、そうでない場所で産んだら 最初から 目を開けてるって聞いたことあるナ)

帰り際に「(あれは)痛くないんですか？」とお聞きしたのですが、お母さんの食べてるものによるねと波多野さん「ベジタリアンなら大丈夫」だとも

統計には出ていないけれど奇形の子(目が３つとか、指が3本とか、背骨がせむしとか)も最近 多いそうで、流しちゃうのだとか… 今の化学物質の数は１０万種類あり、厚生省がヤバイぞと言っているのが たったの６０種…　(「奪われし未来」)

今年1/17に 肉の厚さを２．５倍にしたテキサスバーガーが、一日に２８億円を売り上げた話もされてました。今後「ニューヨークバーガー」「カリフォルニアバーガー」「ハワイアンバーガー」…と、順次続くそうですよ

今後、肉食とベジと、食が二極化していく可能性があると波多野さん。(波多野さんは、厳格ビーガンをされていた時期もあったそうですが 今は自宅では食べないけれど、付き合い等でユルく食べる時もあるのだとか)

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色々な見方が出来ることが大切でマクロビと称して、ミクロビオティックになっている人が多いとか。

ミクロに見てると対立的に見えて、マクロに見てると調律的に見えるとか。

美しい人がいても、その人は 家族の中で喧嘩しているかもしれない、それでも外からみるとまとまった家族に見える。　名古屋っていいなって 県外の人が思っても、その中にいる人は（例えば）政治の問題とか見えてて、そうじゃないかもしれない。

遠くから見るとちっぽけな事であって、その(マクロの)究極が 宇宙飛行士。客観的に覚醒して宗教はじめたり、仕事やめて農業始めたりしてしまうのだそうですよ。(「宇宙からの帰還」)

我慢や禁欲ではなく、(辻 信一さんの「スロー快楽主義宣言!」を上げて)

つながりという快楽

田舎という快楽

不便さという快楽

遅さという快楽

エコという快楽

引き算という快楽

手作りという快楽

波多野さん宅に、外国人の方と、耳が聞こえない(唇は読める)方が来られた時、英語調べながらでないと話せないし、その耳が聞こえない人と話す時には 前に周りこまないといけないし…と効率が悪く、ぐっとお互いのスピードが落ちたけれど、子供達もその人の為に 丁寧なやり取りをしていたとか。

あとTAOでも作ってる、菊芋は凄いって話

薬用の食品で、糖尿病によく、善玉菌も増えるのだそうで。

「芋って聞くと、サツマイモとかじゃが芋とか、ホクホク～っての想像される方が多いのですが」

見た目は生姜で、味はゴボウやレンコン(よりちょっと甘い) のだそう。

TAOでは木のおが屑の酵素風呂もやっていて…。

スペインでシエスタ(昼寝)は、「一日を二度美味しくする」と言われているとか。

広島の人が広めようとしている、オンドルのようなロケットストーブの存在も教えてくれました。
「面白い世界、これから広まるよ」と波多野さん。

３０万で家のお掃除を自動でしてくれるロボットが発売されていますが、「掃除のだいご味が無くなる…」。
掃除はスピルチャルであって、ハタキはもう絶滅危惧種(既にお祓いの世界)(昔はハタキで邪気も払ってた)。箒、雑巾、ハタキ…。

「心の問題は体で癒す体の問題は心で癒す。」

靴を並べるとか机を掃除とかすると、心をいじくるよりも( ﾟ∀ﾟ= )変わってくる世界がある。
PCのデスクトップがごちゃごちゃしている時は、心もごちゃごちゃしているとか（;´▽｀A
見えるところを整えることで、心を整える のだそうです。

玩具に関しては、ドイツゲームのヴィラ・パレッティが、４歳の子からお年寄りまで一緒に遊べてお勧め…だそうです(ジェンガに似てるけど、あれより洗練されてるそう)。あとワードバスケットも面白いとか

あとは、著名人を取材していく中で、覚えたテクとか教えて頂きました
本を読んで感銘して直接会うとガッカリする事が多いのだそうですが、森達也は｢面白かった…｣とかウフフ
「だからね、今 映画監督さんに会うのにハマってるんだ。」そうです。

話はいかに引き出すかに尽きる訳で、(たとえ八百屋のオッチャンでも引き出したら) それ次第で、誰でも先生になれる。
先生をいかに先生にさせるかは、生徒次第

TAO塾が九州の経済番組で取材された時の映像も見せてもらいましたが手作りの青空の下食べるピザとか美味しそうでした…(≧ｍ≦）

最後に、(＊´∀｀)ノ 握手して頂き名刺交換～
質問する度、スコーンと知識が返ってきて、インテリジェンスでユーモア溢れた方でした (こういうオッチャン好きです☆)

マナバーガーの店長さんとはお友達だそうで、熊本かぁ いいなぁ(九州に行きたいスポットが増えたなぁ)と思ったり。

冬は農作業もやる事あまり無いので、また講演会等呼んで頂けると嬉しいそうです。
(お値段は…？とお聞きしたら、「あ、もう、出来る範囲で(構いません)」とのお話。)

帰り、アイカフェ店内にあった｢クマともりとひと｣を読まれたかお聞きしたら、｢あ、持ってます｣ と即答
Σ(ﾟ□ﾟ*) さすガッ… (くまもと温暖化対策センター理事)