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2009年5月28日 (木)

「変わる家族 変わる食卓」を読みました。

43266527801「美味しんぼ 101 食の安全」の中で海原雄山が「これを読め」と紹介している書籍変わる家族 変わる食卓 岩村 暢子(著)を読みました。

読みながら…日本人の体ってこんな物で出来ているのかと頭がクラクラ

詳細はここと紀伊国屋の目次抜粋に任せて、割愛しますが。衝撃だった中から一部を抜粋させて頂きます。

【自園式給食を売り物にしていたある幼稚園が週に一日だけ弁当持参の日を設けたら、親の負担が大きいと大問題になったという。

問題になった負担とは、一般的に考えられるような意味での経済的負担や親の手間などを指しているのではない。園側が配慮しなければならなかったのは、「お弁当に入れるはしりの果物、キャラクターグッズなどで(親の間に)不要な競争が生じ、そのために親がお金も気も遣うことになる」という負担である。

その結果、この園では「おにぎりだけ、あるいはサンドイッチだけ持参。オカズは持ってきてはいけない」という決まりを設けることで解決したという。育ち盛りの子供の栄養バランスや健康への配慮は度外視で、親の競争意識やストレス回避をすることが優先され、親と園との間で合意が得られたという。それでも主婦らは「たとえおにぎりだけと決められても、他の子が持って来ているから私もと子どもにせがまれたりすれば、キャラクターのアルミホイルやハラン、調味料入れなどを買って使ってしまう」と不安や不満を語っている。

「食べる子どものことを考えると、野菜の一切れでも入れてやりたくなる」という不満ではない (P106 「お弁当」に見る特別な価値観 より)

食べないよりはマシだからと子供がケーキや菓子パンを食べる朝食(そんな状況と化している朝食を政府が奨励する意味がどこに…)。週一は玄米と決めているが玄米は栄養過多になるから、オカズは作らないという意味不明な知識の欠乏っぷり。パンにバナナとピーマンとチーズでサンドにする、ナチュラルハイジーン的にまるで有り得ない…食べ合わせ。子供が嫌いなものはバレずに食べさせるか(好き嫌いをなくすのが目的ではなく食べさせるのが目的と化しており、子供との葛藤は回避。)子供が気にいらなかったものはもう作らず、残されるという「労力の無駄」を省く。夕食にハンバーグを作ったらカレーがいいとレトルトを出してきて一人で食べる旦那(旦那も子供化)。

…と上げ出したらキリがない程、衝撃&恐ろしい(寒々しい食卓の)光景だったのですが。あまり敵も作りたくないので この辺でやめておきます。(自分が納得出来る部分もそりゃありますけども。我が家はまともだったなぁ…と母に感謝。)

抜粋に、【ストレス】の文字がありましたが。栄養よりも、作る事がストレスになるなら作らないという現状を紹介した後で、著者はこんな事も言っています。

深刻なストレスに悩む人も確かに社会にはいるのだが、この「食DRIVE」(調査結果)から見る限り、現代社会は「ストレス社会」と言うよりも、いろいろなことをすぐストレスと感じ、ストレスはいけないと敏感に反応し、回避しようとする「ストレス過敏社会」でもあるのではないかと思う (P.208)

最後あらすじで著者の恩師が言われていた事は(漫画の制作にも)何にでも当てはめて考えれることだと思いメモ。 「客観というのは対象をあちら側において、『あの人たちは』『彼らは』と自分とは関係のないもののように突き放して見ることではない。共通の地面に立つものとして自分との関連性をきちんと捉えられること。つまり分析者自身の自己相対化能力も厳しく問われるものである。」

文章(情報)量が多い本ですが、読んでいるとまるでサスペンスでも読んでいるようで…読み出したら止まりません。読む時はこれ一冊だけ集中して読み切ることをお勧めします (最後の最後まで、末恐ろしいゾ)。

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コメント

これはいい情報ありがとう、なっちゃん。

いそう、こんな主婦たち…
価値判断が無くても生きていける社会ってことだね
末恐ろしい…

投稿: Risa | 2009年5月28日 (木) 23時51分

わ~いRISAッチ
以前のBSE問題も何が問題かは吸収しなくて、「政府の安全宣言が出された」とか「あそこのスーパーで安全だと売られていた」とか、そういう自分の食べたい物が安全とされた情報にはやたら詳しくて、著者はそれを『自己愛型情報収集』って言ってたよ。
それ言ったら、ベジも同じかも?とも思うけど、こちらは実践してみて身体で納得してるからね…。
1960年代以降の生まれは母親が料理教えないっていうのは、うちもだなとか。
「クリスマスや正月は自分は祝ってあげる側で楽しめない。悲しくなる。」って、本気で言ってるお母さん達の声もかかれていて。
…自分も今はまだ母になったら、こうなるのかも…とか思ったり(爆)

料理は作らないけれど、パンやお菓子を作る主婦が多い理由とかにも納得したよ。
あとね、子供の弁当とか。自分が味見もしてない冷凍で済ませるけれど、中に入れる御握りに海苔で顔を描いたりすることは苦にならないとか。(見た目で回りの評判が良いと聞くと、やる気になるとか。)
何の為の食なのか、訳がわからない内容だよ

投稿: Natsumi | 2009年5月29日 (金) 20時45分

この本を美味しんぼで知って、一年半ぐらいかな・・・
あー読みたいと思い続け未だ読まず
マクロビだ、菜食だ、安全な食事だって以前の問題なんだよな・・きっと。

これは読まなきゃな~
読んだら感想書きまする。

投稿: にこりんぼう | 2009年5月30日 (土) 18時39分

おお、にこさん
是非ぜひ~
毎日多くの方に、健康な食を作られているにこさんには
さらにインパクト大かと思われます
豊島図書館にありましたよ
あと岐阜県図書にも
にしても、何で書庫に入ってるるかなコレ
うちの甲田先生の本も書庫に入ってるのが多いんですよ。
まったくもって(興味ない人にも手に取って頂けないのが)残念です。

投稿: Natsumi | 2009年5月30日 (土) 21時34分

今度図書館で借りてみます。
閲覧や貸出の回数多ければ書庫から復活したりするかなあ??

投稿: hayari | 2009年6月 2日 (火) 03時15分

HAYARIさん コメありがとうございま~す
そうですね~(可能性はあります)
でも何より、最新のベジ本が出たら各自地元の図書館に予約して欲しいですね(笑)
少し古い本になると他の図書館から取り寄せて提供されちゃいますが、
2・3か月前くらいとか出たばかりだと買ってくれる可能性大ですからね

『マンガでわかる「西式甲田療法」』甲田光雄(著)とか…今のうちにGoGo
↑誰かにうちの図書館にリクエストして欲しいのですが
Yu♪さんに頼もうかな~…。

投稿: Natsumi | 2009年6月 4日 (木) 23時42分

またまた、いい本紹介ありがとう♪

新しく出たばっかりの本を請求すると購入検討してもらえるんだ~~へぇ~。
『マンガでわかる「西式甲田療法」』甲田光雄(著) リクエストしますよ!

そうそう・・マクロの人の発言によると
玄米は完全食だから おかずやらなんやらをつけると栄養過多になるそうですけど・・それも違うのかなぁ?
難しいですね。食の価値観って・・

投稿: ゆかりんこ | 2009年6月 6日 (土) 18時44分

ああ…ゆかりんこ♪さん嬉しい(T∀T)
今、「いのちの食べかた」のDVDを定額給付金ででも買って、寄贈できるものなら寄贈しようかなーと思ってたんですよ(2つくらいの図書館に)。だから、甲田の漫画もそんな高くないし自分で買おうかなとか思ってたのですが、買ってもらえるなら買って頂きたい…!みたいな
わ~い、今度リクエストする為の紙持っていきますね(書いておきます(笑))

甲田先生の話のCDまた2つコピーしました。今度ゆかりんこさんにもお貸ししますね

マクロの人…?本に載ってた発言は、本当にただの主婦発言だと思いますが
何をそう思うのか、理解不能です。

投稿: Natsumi | 2009年6月 6日 (土) 20時15分

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