« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月

2008年8月29日 (金)

名古屋☆ベジ会 其の4(記事が前後してますが)

Photo_2  ベジと一言で言っても 色々な種類があるので一度ビュッフェはどうかと、先週土曜松坂屋本館9F「草楽」へ行ってきました ちなみに私が草楽へ行くのは3回目。ここは鍋があって(きしめんとか、この日はエビと野菜でした)、野菜そのものの素材が美味しく、スイーツは種類少ないですが、おこわも美味しいです(以前は南瓜おこわでした、この日は小豆)

 今回の参加人数は12名。(お初の方 5名)ベジじゃないけれどベジに興味を持って(?)来た男性もいたので(約一名)、説明をして「菜食のススメ」を薦めておきました(帰ったら忘れてるかもだけど…)。

ベジになる理由は人それぞれ。「アレルギーだったから」「何となく子供の頃から気持ち悪くて食べなかった」「猫を飼い始めて」「ドキュメンタリー映画『いのちの食べかた』を見て」「親がすでにベジタリアンだった」等…。(ちなみに私は「菜食のススメ」を見て。)

ベジじゃない男性に(私の隣の席の女性は)猫を飼い始めてだそうですよ」と紹介すると

「は?(話が)繋がらないんですけど…」って言ってました。(ちゃんと説明すればよかったけど、半ば面ど…(以下略)) つまりは猫を飼って「こいつは食べれない」って考えを巡らせた為です。

以前お会いして大好きになった女性ともまた再会。仕事柄身につけただろう知識玄米酵素の話とか創生ワールドの話とか聞きました (怪しそうな話ですが(笑)そうでもないそうです)

あと収穫だったのは映画館に勤める女性と友達になりました洋画よりは邦画好きのようですが仕事で公開前には目を通すことが出来るそうです、いいなぁ

今回遅くなるので2次会へ行くのはやめておきましたが(次回はよろしくお願いしまーす☆) 帰り、ベジ会初集合写真を撮りました (松坂屋出たとこで撮っていたら、タキシードの松坂屋店員が撮ってくれました) 次回も楽しみです

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年8月26日 (火)

屠殺場へ見学に行ってきました

Photo_2以前からベジのK氏主催で予定していた見学会。希望者は最初多かったのですが、直前になって少し減り。K氏とRISAッチ、そして私と初顔合わせのYさん の4人で腹をくくって行ってきました。

向かった先は、名古屋市中央卸売市場 南部市場。名古屋圏の食肉拠点で(名古屋市民の肉はここから)、以前 高畑にあったものが老朽化した為、2007年2月に開場した新しい処理場だそうです。

前日からドキドキ…ブッ倒れたらどうしようとか、ナウシカばりに叫んじゃったらどうしよう (やめて-!)…とか、女の子介抱する側ならいいけどされないように気をひきしめなきゃと思いながら、集合場所の名鉄柴田駅へ。駅の改札が見えてくると、「行きたくないような…」気にもなりながら、景色がスローモーションになっているのを感じました(ふわふわした浮遊感)。

駅から西へ向かっていくと港の方向。辺り一帯は色々な工場があるらしく、工場の臭いがキツい中 トラックの排気ガスも浴びながら…空にもどんより雲がたちこめていました。1時の見学予定(予約?)より20分早く着いたので、K氏お手製(32本の人参とレモン一個only)の人参ジュースを頂き一息ついて、向いました。

敷地内に入っていくと、「肉」と書かれたBOXにすでにビビる。本館の入り口で受付を済ませ、見学者プレートを首からさげて2Fへ、研究所の様に見える緑色の廊下(各部屋のドアも緑)を通り会議室に入りました。

この日の見学はもう一組と(結構希望者多いそう)一緒になりますという事でプリント渡され待っていると、やってきたのは子供!!(小1・3・6)…と母親のご家族。だだ…大丈夫なんだろうかと思いつつ…。

最初は名古屋市制作の15分の映像を鑑賞しました。まぁ、想像していたような内容。「安心・安全・安定供給」。明るい音楽の中「おいしさが食卓に届くまで」といったような。でも処理場内の映像も入っていて、すでに心はダウン(豚が出てきたシーンで、後ろの子供が「可愛い」って言ってたんですけど…)。エグい映像の後、お肉屋さんで主婦がお肉を買ってるシーンが映って、当たり前の事だけど 映像つなげられると、目からウロコでした。

見学した後試食をする親子ツアーが人気のようで…「今日は試食がなくてゴメンなさいね。」と言われ ホッとする(うちら誰も食べれないし;)。「牛は残念ながら午前中で終わってますので、この後1時半からあるセリ場を見学してから、豚の方を見ていただく形になります。」との話あとは建物が密閉構造だとか「牛と豚のラインは最後まで別々の、ワンウェイワンフロアシステム。」「万全なBSE対策」「焼却炉(牛の頭等捨てる場所)には都市ガスを使用」「地下にある下水処理場」や「ハサップシステムの導入を予定している」等の話を聞く。

荷物を置いて、スリッパ履き替え牛のセリ室(が見える所)へ。かなり上の位置からガラス越しに覗きました。大学の講義室のような部屋の前面にガラスがあり、その向こうにレーンに沿って吊るされた大きな肉が(一頭丸ごと)、ヘルメットと長靴を履いた作業員の手によって(入札されると)横移動していました。と畜・解体された後、豚は1日。牛は2日冷却されるそうなので、2日前は生きてた牛なんですね…。ガラスに耳をつけると、セリ独特の(一定リズムの)声が。 買参人のおじさん達は無言で、手元の無線機で応札していました。

セリ場の上のすぐ横ではガラス越しに、部分肉加工室が見えました。3つのレーンで肉の塊が流れていて、ものすごい勢いで職人さん達が包丁(ナイフ?)をふるっている。何か(クリスマスのおもちゃ工場とか)ファンタジー映画の世界みたい。ここには7社のテナントが入っていて、枝肉を加工し、部分肉を真空パックにして、市場外へ搬出するそうです。中の空調ダクトも特別仕様なようで、布が使われていました。そしていよいよ屠畜解体ラインへ。(撮影禁止)

Photo_2見学者専用のガラス越しの通路は、左が豚・右が牛の、一連の解体レーンが見えて、入って早々左側に吊るされた豚の丸身が目に飛び込み「むっちゃ見えるじゃ~ん」(byRISA) とビビりました。

入った所が、レーンの最終地点だったので、見学で見れる範囲の一番最初のポイントへ

モロ豚そのまんま豚プリプリのお腹に、乳首もそのまま 足先だけ無く、吊るされて、手の先は切られてブランと皮でくっついていました。

やっぱり肝心な所は見せてもらえない様で。このポイントの以前に、豚は自動追い込み装置(省力化を図っている)で、電気のトンネルに入り(牛は頭にピストル) 吊るされて、首にナイフを入れられ放血。自動肛門抜き装置で「内臓へ押し込」み(よく分からない)、放血だけでは死なないので洗浄されてやっと死ぬそうです。で、見学ラインはその直後の豚鑑賞から。

見学廊下の匂いは(新築の匂い?)特になく、レーンに沿って流れていく機械の音だけ聞こえていました。(遊園地の発車音のような)「パラララララララ」という注意音や、「ウィーン」「ガタ…ン」等。中は蒸気が立ちこめ、筋肉質なお兄さんやオジさん達がナイフ片手に手際よく、サパサパと切っていました。

真ん丸のお腹にナイフを縦に入れると、小腸や大腸等の臓器がごそっと落ち、さらに上にナイフを入れ手を奥に突っ込み、ペニスと膀胱(かな)を引っ張り出し、下へ切り落とす。弾みでションベンがピューと出たのが見えました。大きな胃の中で、タプとゆれた液体も見える。作業員の高い立ち位置の下は、血の海で真っ赤です(所々脂肪等が落ちている)。(一日の作業が終わる度に、作業場全部を泡洗浄するそうです。)

Img060 その後、吊るされてる豚の体を大きな鉄の板が斜め45度に持ち上げて、首が取れます。(巨大なホッチキスの様に見える…)

そこは陰で見えないようになっていたのですが、機械の隙間を発見☆覗けました。…手作業でした。

ぐるりと切られた後、皮一枚で繋がったままガクンと落ちて、ブラーンと回っていました。真っ赤な切断面がこちらを向いて…衝撃でした。

首が切り離され、箱のようなものに首が1つ、2つと置かれていく。

そのまま生きていた瞳と目が合いました。目をつぶってる頭、舌をベロンと出してる子…

「いのちの食べかた」森達也/著 に、皮は一箇所をひっかけて、機械のローラーで巻き取るとあったのですが、よもやここで見ることになりました。Img057

臓器と手足と頭が無くなった豚は、大きな機械の上にスライドし、ここは高くて見えないのですが目一杯後ろに下がると機械の上で回転しているのが分かりました。そしてガラス越しの目の前にベロベロベロベロとピンクの皮一枚が、広がった状態で流れ出し下で受け止めているベルトコンベアーに落ちました。

それが終わると、ものすごい勢いで、真っ赤な生身の体だけが ガコンとリフトのような機械へ移動。水で洗浄されながら、再び吊るされた状態で→ レーンを進んでいきました。ちなみに牛は一回転させて取る方法と、お尻から鼻先までをむしり取る方法があるそうです(泣)。

Img056 そろそろ見学レーンは終了。最初に見た光景に戻ってきました。

皮の無い生身の豚がレーンに流れていくのですが、後ろを向いた時、肛門の穴が異様に大きいのが…痛々しく記憶に残りました。

時刻は2時半10分の休憩に入ったようでレーンが止まる。するとレーンが動いている時には気付きませんでしたが、Yさんが「あそこ動いてる…」と指さすと、左腕の付け根辺りがピクピクと痙攣している。死んでるけど…死後硬直的な反応でしょうか

てゆうか、今(半分)殺された直後の豚は …とか、トンネルに入る直前で止まって待ってる豚はとかもの凄く気になりましたが何も聞かずに、もう一度前へ戻ってじっくり眺め、「そろそろいいですか~」と担当者のおじさんが言うまで1時間近く眺めていました。

一緒に見学していた子供達はというとワーワー言いながら怖がらずに見ていました。担当者のおじさんが「子供達、怖がらないねぇ」と母親に言うと、子供は「怖いよ!気持ち悪~い。」とか言ってましたが、何にせよテンション高く普通に見てました。

見学で「お肉好きですか?」って聞かれたら、どうしようと思っていたのですが、聞かれたのは「学生さんですか?」だけでした。(K氏が「はい。大学生と…社会人です」と答える。)( 向こうが興味があったのは、求人だったようです。) 放心しながら廊下を歩いて会議室に戻り、御礼を言って本館を出ました(酸素が美味しい…)。しばらく無言の4人。「アドレナリン出た…」とRISAッチ。

私平常でいたつもりですが、酷い顔していたらしく「あんなNaっちゃん初めて見た。」と言われる。

「子供に、むっちゃ言いたかった…。」と言うと。「私も。肉は体に必要ないんだよって。」とRISAッチ。Photo_3 あと質問を受け付けていたおじさんに聞けなかった、「動物に対して何かイベントはやっているんですかって、仕事前の黙祷とか…」って話をしていたら、敷地内の片隅に慰霊碑を発見。

花も… お線香も何も無い…。

普段仕事をしている職人さん達は、こんなとこで花をたむけてる暇なんて無いのだろうな…と、手を合わせて目一杯 謝ってm(;_ _)m心の中でベジを広めることを誓ってきました。

自分が子供を生んだら(予定ないけど)、裏側をちゃんと見せようと思いました。 豚と牛と鳥と…。今回一生の記憶として焼きつきました。これは皆が見るべき。

Photo_4Photo_7 Photo_8 

その後金山でお茶しようという事で、4人アスナル金山内のSOY CAFE 豆花へ。来る前、自分一人はここでランチ食べてきたんですけどね(豆腐ステーキと豆乳コロッケのAランチ。豆乳コロッケ絶品~一緒に来る豆乳も甘くて、サラダもフレッシュで良し。スープはみそ汁でした。)(夕方頼んだのは、右の抹茶フローズン500円。)

「持論だけど…。肉食する民族ほど、戦争が多い気がする。」とK氏。「パキスタンに住む菜食のフンザ族は穏やかで、病院と警察が無い。」とか(世界の紛争を解決しようと活動する人がたどり着く先は、ベジタリズムだとか。)

これは差別などではなく菜食の食生活にすると感じる体の変化。キレにくく穏やかになり、心身共に軽くなる。ドキュメンタリー映画「スーパーサイズミー」にも少し出てきますが(刑務所内の食事を菜食にしたら暴動が無くなったとか)。

肉以外にも食べ物があって生きていける地域は、肉を食べるべきじゃない。物を作ることに関しては、職人さんにお金を払って任せればいい。でも生き物を殺めることは、他国に軍隊を送り出すことにマヒしている政治家のように人に任せるべきじゃない。

『もしあなたがそのような食生活に自分がむいていると言い張るのなら、食べたい動物を自分で殺してみなさい。さあ、やってみなさい。大きな肉切り包丁も、こん棒も、斧も使わずに自分の手で』 プルタゴス(ローマの作家)

今 ベジを広める為に何をすればいいのか(自分に出来る仕事はとか)凄く悩んでいて、この日はただ光景を受け止めてるだけでしたが 翌日コンビニ店を見かけた時、こんなにも世に肉が溢れていることに改めて泣けてきました。嬉しそうに歩くペットの犬が…豚に見えたり。

帰りの金山駅で、「今、社会の見え方違うくない…?何でこんなに、人多いんだろうって…。」「豚に見える…。」「吊るされて…。」 人も豚も、変わらないと思いました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

追記屠殺場見学の方法についてその後、コメントでよく問い合わせ頂いたので、転載しておきます。

屠殺状の見学は、友人に便乗して連れて行って貰った口なので聞いてみました。以下、回答。

名古屋市南部市場の場合だと、最初は電話して見学申し込み用紙を、郵送で送ってもらう形になりました。その時にいつの時間帯が空いてるかを確認しまして予定の打ち合わせをしました。
んで見学申し込み用紙が届いたら、それに記入して郵送で申込みするという形です。

他市の場合はどうなるかわからないけど、とりあえず電話で問い合わせるしかないでしょうね。

電話のコツとかは特にないですけど、牛は時間帯が限られてるみたいなんで、豚と牛の両方見たいのなら、そのあたりもきくことでしょうね。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
だそうです。

見学ダメな所と、受け入れているところ(主に公共?)がありますよね。
東京だとhttp://www.shijou.metro.tokyo.jp/index.html
名古屋ならhttp://www.meisyoku.com/
他に…
>畜産学科のある大学を通じてお願いする。
>卸売市場や食肉市場か、そこを管轄する役所に問い合わせてみる。

方法もある様です(上記はネットからのコピペですが)

直接殺されるところは見れないと思いますが。
それでも強い想いを感じると想います

是非 見に行ってきて下さい

| | コメント (25)

2008年8月24日 (日)

崖の上のポニョ展へ行ってきました

Dsc00375_3Dsc00381_2Dsc00383

広島でマチコさんから招待券を貰ったので、松坂屋(南館8F)へ見に行ってきました。

休日なこともあってチケット売り場は列をなした親子連れがいっぱい。

展覧会はというと…文化祭の様子を呈していました(笑)

立体造形の撮影会がメイン? (皆様パシャパシャ撮りまくる)

Dsc00378Dsc00389

Dsc00398







メディアアートって言うんでしょうか。薄いレースに投影されたクラゲが降ってきていたり(子供が喜んでるだけ)。触ると魚やポニョの妹が出てくるものや上を歩くと魚が逃げて、波紋が広がる作品等がありました。

ちなみにクラゲの映像を提供したのは静岡市立加茂水族館というクラゲに力を入れてる水族館みたいです。HPのタコクラゲの動画なんて、まさにポニョですね。
Dsc00404 Dsc00413

Dsc00412 Dsc00419









最後は監督の制作スケッチ(ラフ画や水彩画)が10数点ありました(フジモト可愛い←結構好きだよ)。ここは見る価値ありますが、展覧会は…ポニョが好きな幼児(子供)がいるご家族が行くといいデスネ。(大人だけ行って500円はちょっと^^;) 出口前のグッズ販売では、すごい勢いでポニョグッズが無くなってきていました。(8月31日まで開催中)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月23日 (土)

書籍「いのちの食べかた」

Image6271_4 映画『いのちの食べかた』のDVDはまだ出てないのかなとアマゾンを調べた時現れた書籍、『いのちの食べかた』森 達也 (著)。近所の図書館にあったので、借りてきました。

「ベジタリアン」の記述があるのは一ヵ所だけ 肉を食べるようになった経緯(歴史)と肉が出来るまで、そしてそれに関する差別の話。

「よりみちパン!セ」という中学生以上に向けたシリーズで、ルビがふってあり P数は少ないけど、訴える力のある文章力と濃い内容でした。

「何が大切で何がどうでもよいかの判断は、知ってから初めてできる。知らなければその判断もできない。」

明治時代は牛乳に対して、「生臭い」「動物の乳など汚らわしくて飲めるか」と怒る人もいたけれど、日清・日露戦争で傷病兵の栄養剤として注目され、急激に一般社会にも普及した経緯とか。(この時代、木の桶に入れて、ひしゃく等で量り売りをしていたそう。) 「屠殺」「と殺」という言葉は、今はあまり使われておらず、「屠畜」あるいは「と畜」と言い換えられているとか。

僕らは、とても忘れっぽい。言い換えればすぐに、目の前の現象や今の環境に馴れてしまう。それが当たり前になってしまう。これを思考停止という。少し話が大げさになるけれど、この思考停止がいくつも重なると戦争が起きる。回避する方法はいくらでもあったはずなのに、誰かが思考しなくなり、やがて皆の思考が停まり、そして戦争が始まる。すべてが終わってから、誰かが言う。「どうしてこんなことになっちゃったんだ?」そこで皆が顔を見合わせる。責任者を探すけれど見つからない。それはそうだ。責任者は全員なのだ。でも誰もが、いつのまにかそれを忘れている。だから(略)何度でも書くよ。知ることは大切だ。知ったなら忘れないように、思うことを停めないように、何度でも深く心に刻もう。肉はどこから来るのか?

屠畜には2つの大きなポイントがあること。1・なるべく苦痛を与えない(作業の安全を図る為にも)。2・放血(身体から血を抜くこと)は、生きているうちにやる。血を残したまま死んでしまった動物の肉は固まった血の味が肉に混じって、食べてもおいしくないから。でもこれは簡単じゃない。血はすぐに固まるから、生きたまま血を抜くことが出来れば理想的だ、でもそんなことは不可能だ。血を抜かれて生きていられる動物なんていない。苦痛を与えない。生きたまま血を抜く。この2つの問題を、屠場ではどうやって解決しているのか…(以下略・屠畜の方法) 

食用にされる牛や豚の雄は、ほとんどの場合生まれてすぐに去勢(その方が柔らかくておいしい肉に)される。種付け用に残す豚や牛は、他の家畜に比べたら長生き出来るけれど、年をとって種付けが出来なくなると彼らもまた出荷される。『牛や豚たちはきっとこう思っている。「僕たちはたべてもらえて幸せだ」と。』………そんなごまかしやきれいごとを、僕はこの本に書くつもりはない。殺される彼らはやはり哀れだ。殺されて嬉しい「いのち」などありえない。幸福なはずはない。僕が書きたいことは、彼らを殺しているのは、君であり、僕であり、僕たちすべてなのだということだ。

宮沢賢治が書いた童話「よだかの星」は、生きる為に沢山の虫を食べなくてはいけない自分の運命に悩み、心を痛めついには自分の命と引き換えに、夜空の星になる話ですが。星になれない僕らはどうすべきか。知ることだと僕は思う。知ってそのうえで、生きてゆくしかない。それはとてもつらいことだ。でもつらいからといって目をそむけてはいけない。

今、君の目の前にコップがあるとする。真横から見れば長方形に見える。でも真下から見れば丸い形に見える。当たり前だって?うん、当たり前。でもこの当たり前さを、僕らはときどき忘れてしまう。よく覚えていてほしい。モノは見方でぜんぜん違う。(略)歴史も同じだ。教科書に載っているのは一つの見方。それを頭から疑えということじゃない。でも、他の見方もきっとある。大切なことは、いろいろな見方があるということを覚えておくことだ。

第2次大戦が終わった時、「国民は軍部や政治家、そして新聞に騙されていた」と世論が盛り上がった時期がある。でもそれに対して「だまされることの責任」を説いた人がいる。映画監督の伊丹万作という人だ。「戦争責任者の問題」というエッセイだ

【さて、多くの人が、今度の戦争でだまされていたという。みながみな口を揃えて騙されていたという。私の知ってる範囲ではおれがだましたのだといった人間はまだ一人もいない。ここらあたりから、もうぼつぼつ分からなくなってくる。多くの人はだましたものとだまされたものとの区別は、はっきりしていると思っているようであるが、それがじつは錯覚らしいのである。たとえば民間のものは軍や官にだまされたと思っているが、軍や官の中へはいればみな上のほうからだまされたというにきまっている。すると最後にはたった一人か二人に人間が残る勘定になるが、いくら何でも、わずか一人や二人の知恵で一億の人間がだまされるわけのものではない。(中略)つまり日本人全体が夢中になって互いにだましたりだまされたりしていたのだと思う。】  とても大事で本質的なことだ。戦争は軍人や政治家たちが起こしたのではなく、日本がその方向に進むことを何となく許容していた日本人全体の責任だのだと、伊丹万作は言っている。新聞も戦意を掻き立てなければ、売れなかったからだ。戦争への反対意見を表明したら、明らかに部数が落ちたからだ。要するに当時の日本国民は、ほとんどが一丸となって、だまされることを望み、その結果として、新聞をその方向に追い込んだ。

全員に責任がある。無自覚だったからだ。知らないからこそ、かつての僕らはあっさりと麻痺をして、そしてあっけなく暴走した。その結果、何十万人もの人々を殺し、何十万人もの人々が殺された。大切なのは「知ること」なんだ。知って、思うことなんだ。人は皆、同じなんだということを。いのちはかけがえのない存在だということを。

肉だけじゃない。僕たちはいろんなものから、気づかぬうちに無意識に目をそらしている。見つめよう。そして知ろう。 難しいことじゃない。目をそらさなければ、いろんなものが見えてくる。そしていろんなものが見えるから、知ることもできる。そうすればきっと、部落差別はもちろん、世界中から差別なんて、いつかはなくなると僕は信じてる。悲惨な戦争だって、いつかはきっとなくなる。そのときに僕たちは、きっと顔を見合せてつぶやくだろう。

不思議だなあ。どうしてあんな、バカバカしい時代があったのだろうって

以前読んだ詐欺師の本で「人は信じたいことを信じる」という人の本質を思い出しました。『ももの宝箱』というHPで、動物の権利をすすめる団体PETA制作のCDを善意で無料プレゼントしているのですが旅行前に届き鑑賞しました

こちら「Meet your meat」のナレーションが無い内容でした。という訳で、知ってください。

ちなみに『ももの宝箱』さんに載ってる「倫理と菜食」は、私の部屋と某所に貼ってあります(笑)

| | コメント (5) | トラックバック (0)

「天元突破グレンラガン」見終わりました

Image6261_2 リアルタイムで放送されていた時、確か仮面ライダー電王を見ていて気づき遅れた天元突破グレンラガン。たまたま見かけた時は、凄い作画力のアニメだと感心したものですが

後日友人から薦められ深夜に再放送された時 録りためておいたものを、この前やっと見終わりました。

何というか、もの凄いアニメです。このアニメがすごい!2008」でも第2位。エンターテイメントにおいて「驚き」は大切な要素だと思いますが、その点でも一級品毎回度肝抜かせてくれました。

後半 大人になった辺りから「つづく」を放置したまま待てなくて、結構一気に見ちゃいました ラストは少し切なかったけど。 キャラクターが成長していく物語ってやっぱり寂しさ伴うんですね。

緊迫シーンで流れる「チャラッチャッチャッ チャッ♪」(文にするとギャグみたいだ)とか、主題歌が頭をグルグル回っていたので 帰りツタヤでベスト借りてきました。遅れて名作チェックすると、楽に借りれるメリットありますね☆

サントラももの凄くいい しばらくお耳の恋人はこれになりそうです 

次は「さよなら絶望先生」をチェックしたいところ

一回深夜でたまたま見たのだけど(…録っておけばよかった)、何で終わってから気づくのだろう;。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月22日 (金)

広島3日目 萌える呉

Photo 前日泳いだのもあってか筋肉痛の朝。初日と変わってゆっくり起き、朝食に1時間遅れていったらサラダはなくビタミン不足を感じながら宮島コーラルホテルを後にし、宮島口駅→広島までJR山陽本線で、広島→呉までJR呉線快速(瀬戸内マリンビュー)で移動しました(1時間強)。(広島の港から呉を眺めながら到着出来るスーパージェットもあるのですが2千円だし、お金節約。)

広島市民が広島には案外海水浴場ないよと言っていたそうですが(名古屋に比べればあると思うけど…)、車窓からは港やビーチ、呉ポートピアパークが見えました。Photo_2 Photo_3

3日目はマチコさんも特に決めてなかったので、私の希望

2005年にオープンした大和ミュージアムと、呉の造船場を見にいきますワクワク。

駅到着後ロッカーに荷物を預け、観光案内で読んでた呉探訪ループバス「くれたんの一日乗車券(ミュージアムも割引になる) 移動しようと思ってたのですが、この日は月曜日。土日祝しか運行していないようでした。でも大和ミュージアムは徒歩5分なので、一先ずミュージアムへ歩いて向かいます呉のことは細かく調べてなかったので(地図なし)、最初90度行く方向間違えて歩いてましたが。 

途中川上ビアガーデンっぽい建物とか、沈んでる自転車とか(壊れ方が海水っぽい)、川に渡されたパイプとか(何の?)、線路とかいちいち素敵でした。遠くに造船場のアームが見えてきて、ミュージアムに到着。

Photo_4 Photo_5
Photo_6
Photo_7
大和ミュージアムは右翼的な展示かと思いましたが、HPにある通り平和を伝えている博物館でした。ここへ行くと、大和って格好良いと思ってしまうのは…仕方ないですが^^;。

館内へ入ると戦艦大和の10分の1スケールの模型がお出迎え。スタッフの方が来館者のカメラで撮ってくれますがプロっぽい方も待ち構えていて、こちらは後から購入出来て1000円(スプラッシュマウンテンか) どうせプリントアウトするんだから、安く売ってくれればいいのに…勿体無い以前こういうの買って後悔したことあったので、買いませんでしたが。

10分の1スケールの横には CGで大和の性能を解説しているタッチパネルがありゲームのように気合の入った出来のCGでした

Photo_8Photo_11Photo_9

Photo_10

戦艦大和の部屋には冷暖房があって動くホテルと言われていたとか、敵を照らす照明用の湾曲した鏡は、今の技術では作れないとか(それって;どういう事…?)

大和が完成した進水記念に作られたけど国家機密(大和を作ったこと)がバレないように配布されなかった記念茶碗や風鈴。

お守りとして大和と共に乗船していた市松人形とか(怖っ!)。士官室に飾られており、最後の出撃の際に搬出された「みのほ関」中村研一(’41)画の絵画(暗い絵だナ…)等がありました。

Photo_12

Photo_13Photo_14 Photo_15

そして今の戦艦大和

九州の南西沖に沈んだままです。99年にタイタニックの海底探査を成功させたチームが探査した様子の映像が流れていました

爆沈する様子もCGで再現されていたのですが、砲撃を受けながら上と下が一回転して火薬庫(?)が爆発真っ二つになりながら、沈んでいったと予測されているそうです。

Photo_16 Photo_17

A

Photo_18

Photo_19 Photo_20

Photo_21

Photo_22







松本零士の展示もあり漫画原稿(ただの原寸大)や宇宙戦艦大和の模型。

南米に衝突した隕石が持ち上げていいと置いてあったのですが、尋常じゃない重さでした。これ横から振り子のように当てられただけで致命的っぽいこんなのが運が悪けりゃ降ってくるのか恐ろしい。Photo_23 Photo_24

博物館を出る前、最初に撮ってもらった1000円の写真を見てスルー(笑)。マチコさんにメールするとまだ館内だったので、先にミュージアムショップを覗いてました

この後は造船場に行くのに、カメラは外では撮れないし と、昨夜から意気消沈していたのですが、思い切って写ルンです何てアナログなものを買ってしまいました…シクシク高いよ。 大和のラミカ付で930円

旅行前に見たミュージアムのHPで気になっていたのは、「げんまい乳」もしやと原材料見てみると、『玄米・こうじ・砂糖』オンリーでしたオーベジ仕様。一本飲んでみました。甘くて玄米でフルーティー(?)ちょっと甘すぎかな、でも栄養飢えてた腹に沁みました マチコさんにも一口あげようと待ってたのですが…、まだ来なかったので全部飲んじゃいました。 彼女も結構展示を食いついて見ていたご様子。よかったよかった。

Photo_25 Photo_26
お昼 お腹も空いたので、先月ミュージアム横にOPENしたばかりの「SEASIDE CAFE・ビーコン」へ食べにいきました。その時は材料切れかランチが2つの中からしか選べなかったのですが、呉の魚介たっぷり海の塩カレー¥950がお肉無しってことで、二人同じく注文。サラサラヘルシーで美味しかったです(ルーの量少し少なかったけど)。 ここら辺の港の景色も素敵

Photo_27 少し港を眺めた後大和ミュージアム横の海上自衛隊呉史料館てつのくじら館(無料)へ向かいました

入る前「私あまり撮らないと思うから…。」とマチコさんがデジカメ貸してくれました私の2GBのメモリーをブッ刺し準備完了。ありがとう…ありがとうマチコさんPhoto_28

戦争後は海に沢山の機雷が残される。その海洋に敷設された機雷を除去し航路の安全を図ることを掃海そうかいと言うそうです(知らなかった)。

海に潜む機雷の種類や、掃海艇の構造や機能。最も危険な任務に従事する水中処分員(最後の処分は人の手で)の様子。自ら音を発し、囮となって機雷を爆発させる発音体「S-2」とか。ネタが浮かびそうだ実物も色々置いてあったので、バッシバッシ撮りまくる

Photo_29 3Fは潜水艦の機能や、館内生活の様子が見れました。

潜水艦映画って怖いからあえて見ないんですけど。(ブシャー!って水が入ってくるシーンとか、乗組員が音を立てずにシンとなった時に聞こえる水圧の音とか。あんな逃げようのない空間で死にたくな…;)

乗組員の食事やベットも展示されていて入っていいということで寝っ転がってみました。なかなか…入るもの大変な狭さなんですけど。寝ると目の前が上のベットで…起きたらすぐ上にブツける。ああ、恐ろしい。

そして博物館の顔になっている、4年前まで実際に仕様されていた潜水艦「あさしお」の中へ!!


Photo_42 Photo_43 Photo_44 Photo_45



Photo_46 Photo_47

うわっ ひゃひゃ~

通路超狭いのに所々カメラを向けて立ち止まっちゃいました(後から来る人の邪魔;)。

コックピットの方は撮影禁止でしたが

男性より女性の方が喜んでるカップルがいて、「配線が素敵~」とか言っていました。(私と同じ人だ…)(笑)

Photo_48 Photo_50 大満足でてつのくじら館を後にし、大和ミュージアム駐車場2Fで映画「俺たちの大和」で使われたセットが企画展示されていたので見にいきました。

呉駅へ一旦戻り、市バスに乗車 いよいよ造船場へ向かいます





続きを読む "広島3日目 萌える呉"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月19日 (火)

広島2日目 宮島へ

Photo_2 6時半に起床コンフォートホテル広島の無料朝食を食べ(カップに入った果物をあとはパン・おにぎりの誘惑にも負けて頂く。ここのパン美味しかったです。)

チンチン電車で広島駅へ戻り、JR山陽本線で25分ゆられ宮島口駅へ到着しました。Cimg4621Cimg4633

土産物屋も一転海~の雰囲気。

荷物は今夜泊まる宮島コーラルホテルへ預け、船乗り場へ。

すでに港から厳島神社が遠くに見えました

Cimg4645 Cimg4659

Cimg4664

Cimg4666 Cimg4679

JR西日本(宮島航路)170円で10分宮島へ。牡蠣の養殖場(?)と、波間に白いエイの影が見えました

宮島思っていたより大きい 近づくにつれ、鳥居の下に人が集まってるのが見える。

船着き場の観光案内所で宮島のマップを頂き、しばらく行くと「鹿は野生の生き物です。エサを与えないで下さい」の立て看板。「鹿 マチコさん、鹿がいるんだって…」と驚いていたら、目の前にうじゃうじゃいました。

Cimg4709Cimg4719Cimg4721 

「野生」っていうより、人なれしすぎて観光地の鹿ですね。

普通にアメとかあげてる男もいるし(だから野生動物にエサをやっちゃイケナイっていう基本的なことを学校で教えないとだな…)

Cimg4723Cimg4727_2

Cimg4732

Cimg4744


厳島までの道のりは、「もみじ饅頭」「宮島杓子」のお土産屋や郷土の宮島牡蠣あなご料理等の飲食店が軒を連ねててる商店街

建物も統一してあるようで(学校も消防署も)、レトロ感あって素敵な雰囲気。

Cimg4745Cimg4749鹿普通に街中闊歩してるし。

廃屋の玄関先でくつろいでる…。







Cimg4751 Cimg4755













Cimg4759 Cimg4762

Cimg4774 Cimg4777

以前、狛犬の本を読んでいた時に、今後旅先で神社仏閣へ行ったら 狛犬見てきたいなぁと思ってたのですが。

宮島は狛犬の宝庫でした (いたるとろこに…)。

「お尻がキュート」とか間抜けなアングル探したり、遭遇する度に360度バッシバッシ 撮りまくる。

Cimg4780 Cimg4785

Cimg4784 Cimg4795 

Cimg4797_2

干潮のうちにっと急いで階段を降り、大鳥居の下へ

少し水位が上がってきてましたが、サンダルそのままズブズブ突進していきました(海草がユラユラちょっと邪魔)

以前TVで、鳥居のてっぺん(横柱)の左右に月と太陽があると言っていたので見上げてみると発見~(右写真二つ) 陰陽道の影響でしょうか。

Cimg4804 Cimg4805

Cimg4809観光客の集合写真には 鹿が乱入していて、カメラマンのお兄さんがエサで どけていました。

扱い慣れているんですね…。




Cimg4820 Cimg4833

Cimg4842

そして厳島神社へ。

入館料(?)300円払い(金とるのか…^^;)手と口を清めて中へ。廻廊は一方通行で『逆流しないで下さい』とありました。逆流…したいけどなぁ。(外国人の方、普通にしてましたが。)

海に浮かんでる 厳島を歩きたかったのですが、この時は残念ながら干潮(蟹が下で歩いてる)神社入口の黒板に干潮と満潮の時刻が書かれていたので、(3時間ごとくらいだったかな)また後でも来ることに。(鳥居の下は無料で行けるからタイミングよく満潮の時に神社に行けると良いですね。)

Cimg4863Cimg4864 Cimg4867

お守り買ったり、おみくじ引いたりする事は普段やらない人間なのですが。

(お金勿体ないし;)

ここまで来たし世界遺産だし。せっさくなので、おみくじ引いてみました  結果、「吉まぁまぁかな。

マチコさん「私こういうのやるの、ダメなんだよね…。」と「凶」を引き、やり直してました(笑)

Cimg4877 Cimg4880

Cimg4918

Cimg4945

お賽銭箱と遭遇する度に人の健康のことお願いしてきましたが…

だんだん、自分の事もついでにお願いしてきました(笑) (この這ってしか歩けないような橋↑は何でしょう…?)

Cimg4907 Cimg4950

厳島神社を出た後も鹿が出迎え、

また別のお寺があり、

不動明王や弁財天…

龍神様の祠(?)がありました

(龍神というと魔神英雄伝ワタルを思い出します。)

Cimg4974 Cimg4966

またここでも、色々なお守りPhoto_3

広島の郷土資料館の案内で「勾玉作り体験」とか見かけたので、広島は勾玉と関係あるのかな?と。

好みに合ったし自分用にマーブルアゲート(想像・創作力)を買っちゃいました ちなみに厳島神社では「学業御守」(笑)

Cimg4986

Cimg4993_2

表参堂商店街で、出来立てのもみじ饅頭を買い食いし お昼にあなご丼と蕎麦のセットを頂きました

お店の子らしき中学生の子が家を手伝っててエライなぁと感心したり。

そしてカメラが壊れることになった、宮島の山頂へ




続きを読む "広島2日目 宮島へ"

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2008年8月14日 (木)

広島1日目 原爆跡へ

Photo 63年目の「原爆の日」から、3日後の土曜。大学時代の友人マチコさんと以前から行きたかった広島へ行ってきました

長崎の方は軍艦島を見に行った時に現地の友人に連れて行ってもらったので広島の方もちゃんと見ておかなくてはと思い。(ちなみに高校の修学旅行は南京大虐殺資料館。)Photo_2

新幹線の指定席を取るのが遅かった為、指定席が喫煙車両しか空いておらず(煙車両に耐えれる自信がなかったので)、座れるか心配ながらも自由席で行くことに。

一本早めの列車を見送って、次に乗ろうか と早めの時間に待ち合わせしたのですがホームが暑く結局乗車。私だけが座れたのですが隣の男性の切符が「京都まで」と見え、立ってるマチコさんにメールし 呼び寄せ座りました(笑)(文明の利器ね) 新大阪で乗り換える時は止まらない位置で待ってしまっていたのですが、奇跡的にも2人座れました。インドアで、滅多に旅行に行かない私が出かけると神サマが「細かい願い事は任せて、いいから行けや。」と言ってるようです(笑)

Photo_3 Photo_4

3時間弱で広島駅に到着。お腹も空いたので、駅ビル ASSE 2Fのお好み焼きが入ってる飲食フロアへ。こういう場所、現地の人は食べないそうですが(お好み共和国とか村とか)、まぁ我々観光客ですから。

有名らしいお店には人が密集していたので、適度に空いていた紀乃国屋ぶんちゃんへ入りました。2人頼んだのは、オリジナル商品毛利焼』990円。肉・玉子・山いも・そば又はうどん。肉を抜いてもらったら、50円引きしてくれました。玉子ももう食べないんですけどそこは付き合いで

そばって蕎麦かと思いきや、焼きソバでした。ビックボリュームで、玉子フワフワ山芋トロトロ美味しかったです

Photo_5Photo_8

駅から出てる日本最大の路面電車、広島電鉄(広電)で平和記念公園へ向かいます

日本各地から来た中古や、海外産、最新型まで色々な路面電車が走ってて、運賃150円名古屋にも欲しいですね。Photo_9

中電前で降りて、一旦荷物をホテルへ預け身を軽くしイザ資料館へ。

Photo_10 空は入道雲がモクモクと立ち上がり焼ける日差しでした

交通量の多い交差点ど真ん中で立ち止まり私がビル郡にカメラを向けると、マチコさんも同じくカメラを向けている

その様子、「むっちゃ観光客じゃん」(苦笑)

Photo_11Photo_12 平和公園の南側から入り、資料館に到着。

丹下健三の設計ですね

警備員のおじさんに、「どこから見ていけばいいですか?」と聞き、(資料館はひとつなぎの順になってるのね。。) 「あっち」と教えていただく。Photo_13

入口入ると、『観覧料 大人50円』。「マチコさん!(@_@;) 入場料50円だってと、後ろからゆっくり来るマチコさんを手招き。

「マジで? 音声ガイドのナレーション…吉永小百合だって。」とマッちん。

土曜の資料館は、相当な混み具合。冒頭から資料映像で人が密集していたので、「じゃ…はぐれたら携帯でってことで。」自由行動。

Photo_14Photo_15 冒頭の映像は飛ばしましたが、後はじっくり読んでいきました。

なかなか人が進まなくて大変でしたが

原爆投下前と後の広島のジオラマで、ピースボランティアの方が話されていたので聞き耳立てながら眺めてました。原爆の特徴としては大きく3つ、爆風(衝撃波)と熱線と放射線。爆心地付近の地表温度は3,000~4,000℃に達したそうです。核爆発の瞬間、爆心地直下の圏内では右写真の真ん中 燃料会館(現・レストハウス)の地下にいた男性と、右上の方にある小学校地下(下駄箱?)付近にいた小学生の女の子だけが生き残ったそうです(←その方はまだ生存されてる)。(資料館の中はフラッシュをたかなければ撮影OKだそう。)

Photo_16Photo_18

Photo_20

各国の核実験が報道される度に、広島の市長が最後の抗議電文になることを祈りながら送った電報の書面が…

複製ドームの壁にずら~っと並んでいました;;。

爆風で壁に突き刺さったガラスとか…

痛そうです(;_;)

Photo_21 Photo_22

知っているようでいて、ちゃんと見に行くと知らないことも多いと知らされるのが資料館

驚いたのは原爆投下後から、驚くべき早さで平和活動が行われていたこと。たった1年で「世界平和は広島から」とスローガンを上げていたなんて(ノ_<。)。(写真右は車で日本と世界を一周し「原水爆禁止と世界平和」を訴えた男性)

Photo_25Photo_24Photo_26 Photo_27   

広島の願いとは裏腹に、世界各地で行われた核実験の写真が気分を悪くさせました。写真左から3つめ、『アメリカによる人類史上最初の核爆発実験』ですよ。やり出しっぺは何でもかんでもアメリカなんですね胸クソ悪い

Photo_28 東館の1階~3階が見終わるとミュージアムショップが。

じっくり見てたから、マチコさん先行ってるだろうなーと思いつつ…原爆に関する本(漫画等)が並んでいて 気になった本のタイトルを覚えつつ、眺めてました 51lw40zmntl_sl500_aa240_1_2

映画にもなった夕凪の街桜の国こうの史代(著) は良いっていいますよね。 まだ読んでないですが、今度読もうっと。

Photo_29Photo_30 Photo_31 

そして、いよいよ本館。

写真やパネル等が多い東館からうって変わり、遺品がズシンと訴えかけてきます。ボロボロに溶けた子供達の服。遺品として残された、指や髪。喉の渇きから爪から出てきた膿を飲んだ人の爪。間違っても…カメラを向ける気にはなりませんでした。(右は溶けて連なった茶碗)

被爆して全身ヤケドを負った男性の写真を見ながら、今は白黒写真をカラーに復元する技術があるから、あれをカラーにしたら…よりリアルに訴えかけて いいのではないかと思ったり。

湾曲した建物の鉄骨や、黒こげになった地蔵、爆発の瞬間残った人の影に思いをはせながら、涙腺を抑えつつ。子供が「お水が飲みたい」とか、「お家へ帰ろうよ~!」と普通に館内でダダこねてる台詞に、いちいちドキッとしたり… (泣)。

Photo_32 Photo_33

外へ出ると、明るい光。。

マチコさんは先行ってると思ったので、電話かけるとまだ館内でした丁度泣いてしまいそうな展示を見てる時に、邪魔しちゃいましたね。

平和記念公園のモニュメントの前で平和な家族や観光客を眺めつつ、マチコさんを待ちました。Photo_34

長崎の資料館も知らなかった自分を恥じましたが、長崎以上に展示はキツかったです。

核廃絶の願いが実現するまで、燃え続ける「平和の灯」。消える日は来るのでしょうか。

日本映画でサ…SFファンタジーでもいいから、これが消えたシーンを死ぬまでに見せて欲しいものです。

続きを読む "広島1日目 原爆跡へ"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月12日 (火)

原子りょくきょだいロボットがナディアパークに

Photo Photo_2

ただいま~ 広島記事アップの前にお知らせ。

ただ今 ナディアパーク2階アトリウムに東宝「20世紀少年」公開記念で、「原子りょくきょだいロボット」が出現しています(28日まで)。

劇場招待券プレゼント応募用紙と投函箱も有 この漫画高校時代に友人に薦められたけど今だに見てなかった…。近々まとめて見ますわ。Photo_3

ちなみに写真が白いのは、広島のあまりの暑さに(?)旅行のラスト。カメラがイカれちゃいました。何アートっぽくっていいって 私もそう思う。思うけれど、写真に資料性を求める私には、大変イカン…遺憾な事です。

近日デジカメ買い替えます。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年8月 8日 (金)

「ファイトクラブ」が届きました

Photo_4

先週ですが、7月3日の日記に書いた→「2枚買えば必ず1枚貰える」DVDの第1希望通りファイトクラブが届きましたわ~い

この映画を見たのは、確か大学の授業

見終わった後、アドレナリン全快どっぷりハートが心酔しきってしまって。

「誰か本気の殴り合いしない 校舎裏でサ付き合って~~ッ」と誘いをかける私に、はた迷惑そうに苦笑する学友達。

そんな中「お、いいよ!やろうか」と言ってくれたのはマチコさん (結局話は流れましたが(笑))

そんな訳で、(どんな訳で) 明日から3日間マチコさんと広島行ってきま~す 本当は6月に行く予定だったんですが。(暑さもピークの…日本人大移動な時期に)

まぁ63年前のヒロシマへ思いを馳せてトリップし、後は宮島辺りで遊んできます

ではまた来週

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年8月 4日 (月)

世界コスプレサミット2008 チャンピオンシップへ行ってきました

23去年 詳しい友人に解説して頂きながら見る予定だったのですが、結局流れてしまっていたので今年Mさんを誘い行ってきました『世界コスプレサミット2008』 in オアシス21

開催時間は夜の6時からですが、700席の整理券配布は当日朝10時から

遠方から来る人は名古屋で1日ツブさなくちゃいけなくて大変だなぁと思いつつ。

10時20分前にオアシスに着いて「あ、早い」と思ったら。楕円形のオアシス21を半周軽くオーバーして並んでいましたオタクの忍耐強さを忘れてました。

PhotoPhoto_2

Photo_3

 







この日名古屋の最高気温は36度予報団扇をスタッフから渡され扇いで待つ。整理券取れなかったら、自分が今いる場所を5時頃取りに来ればいいや(すごく良く見えるし)と思ったのですが、夜の開催時間には人を入れていませんでした(青い床の地下1階と、地上の間部分の廊下)そのスグ真下は人が群れて鑑賞する場所だから、落ちたら危ないわな。(バスターミナルの喫茶店付近のスロープは良かったようです。)

10時過ぎて列がゆっくり前に進んで行くと、何か準備しているのが見えました↑。

もう貰えないだろうと思っていたのですが、後ろから3列目(S列)の真ん中ら辺が取れました。私より少し遅れてきたMさんは最終列(U列)の同じく真ん中ら辺で、ギリギリセーフ この夏一番の滝の汗をかきました;帽子もびしょびしょ。1

体力温存し夕方、少し遅れて5時半に再びオアシスへ。入った途端もの凄い人口密度&むあっとした熱気。あっちこっちで撮影会が始まっていました。コスプレを見ると、「あれ何だったっけ…」と頭はクイズ状態2ちゃんねるのモナーもいました。とにかく早く夕飯取らねばと人ごみ掻き分け、ベジでもある程度食べれる弁当屋eashion by K-STAGE でイートインしようと思ったら満席。隣の31も行列していました。

仕方ないのでセントラルパーク内にあるsmart cafeへダッシュ気急いているのに、注文して出てくるのに時間かかりました(当たり前だけど)。(しかも新しい「胡麻ダレ☆ピリ辛冷麺」にしたのですが、肉が入っていたような…) 時間はもう6時5分。急いで食べ、走っていくと立ちの観客が密集していて、なかなか席ブースの中へ(入口見えないし)入れませんでした。でも最初の20分くらいは開会の挨拶と内容説明でした。

4_2 2

13カ国で行われた予選を勝ち抜いた14組の中から、世界一を決める、コスプレチャンピオンシップ

最初に登場したのは去年の優勝組、フランス最初から度肝抜かされました。

格好良い重低音に神々しいビジュアル。天使それぞれの(スミマセン、これが何だか忘れました;)個性が表現された羽。素材が軽そうで、動く度に前後にたなびいてました。(お二人衣装デサイナーだそうで、衣装の重さは2キロと5キロだそう)

今回正直、半分が何か分かりませんでした(勉強不足;) 私がコミケに行っていたのは高校まで。以前は他ジャンルでも、どのブースが多いとかカップリングとか流行チェックしていたんですが。東京でAヤコたんに、「今、一番多いブースは何?」と聞いたら、「REBORN(リボーン)」と言われ、すぐに何か分かりませんでした。

5

2番目に登場したのは韓国 (これも分からず;)。

登場する前に国と名前と、作品名とキャラ名がコールされるんですが。作品名と同時に歓声で…

原作では戦わない兄弟をオリジナルで戦わせた本格アクションでした。何かさすが韓国男児。キレのある動きと立ち回り。最後死ぬシーンでは、頭から後ろに垂直に倒れ。客席からは「オオ~と歓声。6_2

3番目は大阪予選を勝ち抜いた女性二人による『コードギアス』より、ルルーシュとスザク。(再び大きな歓声) 

ゼロが仮面を取った途端、美形でまた舞い上がる歓声 キスシーン(!)もありました。いや他にも視覚的に見事な演目ビジュアルでした。会場からは「ルル~」と黄色い声。

スミマセン写真ブレブレです(汗)。暗くなってきて シャッタースピード遅くなるし 帰って見てみたら、写っていたのは興奮でした

7 8

921_2

13

14

1チーム持ち時間3分で。自ら日本語で台詞を言う方も多く(その分、聞きづらさもありますが。そこは愛を受け取って。)テンポ良く(前半7組、後半7組 休憩時間無し)進んでいきました。

遊戯王に…ジョジョ(背中にスタンド付)…ウテナが2カ国に…ロミオ×ジュリエット…

間間で、ゲスト審査員の松本梨香と、ゲストコメンテーターの古谷徹のミニライブが入りました。私松本梨香さんは「ポケモン、ゲットだぜって言われるまで、誰か分かりませんでした(客席はもの凄いノリでしたが)。ポケットモンスターと仮面ライダー龍騎の主題歌他計3曲を歌われました。( 龍騎ちゃんと見ておけばよかったな。)22_2

古谷徹氏は3月に出したアルバム、HEROES~to my treasure~ の歌をここでお披露目したかったそうですが、喉を(気管支炎?)痛めていたからと言うことで、ミニライブからトークライブへ変更となりました。観客の挙手でキャラの台詞のリクエストに答えていてそれはそれで豪勢でした

「乗ってみたいロボットは何ですか?それと、そのロボットの必殺技を一つ…」というリクエストに。

「僕が乗りたいロボットですか~?…う~ん。何だろうな。子供の頃憧れていたので言えば、やっぱりマジンガーZかなぁ。」と、アムロを搭乗させて「アムロ、マジンガーZで 行きまーすとシャウト。拍手!

タキシード仮面の決め台詞を言い。後ろの大型ビジョンにはセーラームーンのコスプレ女子が 写しだされ。 客席からは「タキシード仮面様~」と上がる声。…

最後には、アムロの最後の台詞「ごめんよ。僕にはまだ、帰れるところがあるんだ… こんなに嬉しい事は無い… 分かってくれるよね? ララァの所へはいつでも行けるから…」 ちょっと感動。会場は大盛り上がりでした

10

11

15







そして、後半
(順番少し違いますが) 登場したのは中国。ゲーム「戦国BASARA」のキャラクター「濃姫」と「かすが」のセクシーなコスプレで登場し、着物の帯までスリットが入っていて、腿が…おみ足がまる見えで一方はへそ上まで胸元見えるしいやもう可愛かったです。会場に湧き上がるフラッシュの数で観客の興奮状態が伝わります(笑)

そして登場したのはブラジル。アニメ「爆裂天使」のコスプレで(上写真右;)、主人公ジョウのハイレグに目を奪われていたら、2.7mの巨大ロボットジャンゴが登場し。会場は「おお~っと驚き。銃を撃つ効果音とともに銃を撃てば飛び落ちる薬莢。撃たれて出る煙、左腕が吹っ飛び残ったケーブルが光る。会場では一番の尊敬(?)のどよめきが上がっていました

そしてラスト14番目のトリは、東京の予選を勝ち抜いた(日本は2組出場)「風の谷のナウシカより、ナウシカと王蟲、大ババ様。」とコールがあり、会場どよめき。「えっ王蟲」まさかバカデカイのが、会場横から…と想像。ナウシカがメーヴェに乗って登場し、そして本当に小さい王蟲が(気球?に吊るされて運ばれて、王蟲の暴走キッカケになった子供の王蟲)登場。スゴイスゴイ

16 20

21 19

18

「この湖は駄目だったら!」の後で、王蟲から黄色い触手が出るわ、目は光るわ。ナウシカは青き衣に変わり、王蟲を操っていた人が、大ババ様を演じ(何故かババ様だけコミカル)。

最後のラストシーンを3分間ダイジェストで見せてくれました

いや~(笑) 濃厚な3分でした17

何か楽しみ始めたらあっという間で。最後はまだ見ていたい気持ちでした。(14組って少ないよな~27組くらいでもいいような…) 今後は飛び入り参加の時間も(各1分くらいで)設けてもいいんじゃないでしょうかね。(BGMあると格好良いし)

これが無料で見れて本当にラッキー一つのライブを見た様で。久しぶりにアドレナリン出まくりました。

そして、14組全てが再び会場に集結しいよいよ結果発表 どれも良すぎて、優勝予想出来ませんでした(最初のフランスでも良いと思った)が、言われてみると納得の結果でした。 

243

特別賞の「ブラザー賞」に選ばれたのは、「コードギアス」の大阪代表チーム 

また黄色い歓声が上がっていました。

涙ながらに喜んでいる姿がまた可愛らしい。262_2 252_2

そして、準優勝は…

可憐でセクシーな演目を見せてくれた中国。可愛いッス

そして見事優勝は…ブラジルチーム(記事の一番上の写真(右)で↑ロボットの足を調整していた人です。)

271

281

291









銀のテープが空に舞い歓喜のあまりロボットを脱ぎ捨て、前へ駆け寄るジャンゴ(の中)の人。何かブラジルの(メキシコも大阪もいましたが)熱烈な応援が来ていたようで。国旗をかかげ、ポルトガル語で「私たちの勝利は、ブラジルのコスプレーヤー全員の勝利です」とまくしたてていました。興奮絶頂ですネ(笑)おめでとう (ちなみに1位2位の作品名、観賞していた時は分かりませんでした;(ゲームは無いなぁって思ってたし)。)

この日の様子は 8月9日土曜、13時よりTV愛知で放送です☆

30 31


そして終了の挨拶後

シャボン玉が舞う中各国のコスプレイヤーさん達が前の通路に出て来て。天使とナウシカが丁度、1番前に!

カメラ片手に1人…また1人と駆け寄って行ったので、私も鞄ほっぽって駆け寄りました(笑)

32 33

34

わ~わ~

お美しい~









35 36_2

また来年も名古屋でやると約束してくれて終了。

オタクってやっぱりいいなぁと再認識させてくれた、チャンピオンシップでした(笑)

退場時、落ちてた銀のテープを一本拾い興奮をお持ち帰り。「Mさんこれ持って帰るとラッピングに使えるんですよ?」と鞄に入れながら言うと。「Natsumiさん、リサイクル精神ありすぎです…」と言われました(笑)  (テープ、どうせイベント後は捨てるんだよね?)

カメラにはなるべく映らないようにしていたのですが(クレーンで上空上がって来たら、人の影に頭を移動して) 席ブースから出た途端。カメラとマイクを向けられ「いやっ 駄目ですッ私逃げますっ」と逃げたら、すぐ後ろにいたMさんが捕まってました(笑)

続きを読む "世界コスプレサミット2008 チャンピオンシップへ行ってきました"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年8月 3日 (日)

空色勾玉へ行ってきました

PhotoPhoto_2Photo_3 Photo_4 







名古屋のベジ店はあっちこっち結構制覇しましたが。駅から離れていたり、夜に予約すると3000円のコースだったりしたので(今は自由に決めれる)、行きそびれていた「空色勾玉」

少し迷って「こんなところ?」という、中入った場所にありました(お店の前は学校)。外観も倉庫か何かみたいで、イメージと少し違いましたが中は素敵です。吹き抜けで天井が高く、(でも2階は行けないのかな?) 奥にはピアノがありました。たまにライブとかやってるみたいです。ムーディーな室内で、 座布団の席に座りました

Photo_5Photo_6 メニューは黒板にあって左が、トマトとバジルとナスのパスタ(1000円だったかな?)。

私は揚げ物ご飯なセットを頼みました(1200円)。(写真メインのプレートの右側のサラダは食べた後です;)

じゃがいものコロッケが中サックサクで美味しかったですよ~ ウフフ 食事と一緒にドリンクも頼んで欲しかったのか「食後で」とスルーしたら、食後「何にします?」とおばちゃんが注文聞いてきました(頼まなきゃいけないのか…?^^;) 食後に水分取ると、胃液が薄まるので、代わりにアイス頼んでおきました。日替わりデザートサクライモのアイス(400円)で、芋というよりは、オカラ?な感じでしょうか。美味しかったです

Photo_8 Photo_9

Photo_10



ちなみに先々週くらいですが旬楽膳にも行ってきましたベジ用の癒されづくしコースは、前菜の次のメニューが蒸篭の蒸し野菜または15種類のフレッシュサラダと選べるようになってました。ワゴンでゴロゴロ来て、目の前でパッパと準備してくれます(私、レーズンは抜いていただきました★)。たまねぎ酢と米油を使った自家製フレンチドレッシングが凄く美味しくてレタスもさすが超シャキシャキ野菜やナッツのセレクトも絶妙で(最後にあらびき黒胡椒をかけてた) 今まで食べたサラダの中で、一番の上手さと言っても過言は無く「これ凄く美味しいよ!」を連呼してました。(これだけで食事いけました)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年8月 1日 (金)

ネームが出来ました

Photo_3 ど~んなけ!遅れとんじゃいって話ですがやっと次のネームが形になりました

描きながら言われたことが頭をもたげ。コレこうしたら、またこう言われる…。とか、ネームが出来そうな時に、やっぱりこっちの話の方が良いんじゃないかとか、いったりきたりし…。(;-_-)どうも慎重になっているようです。

P数が少ない(エピソードも限られる)一過性の主人公(キャラクター)にどうやって、自分が感情移入するんと初歩的な事を悩み出し…。P32のネームを切ったけれど日本舞台で中学生でキャラが地味なんじゃないかとか、でも多少ホラーが入るので、味付けしすぎると…とか。キャラの魅力って何だよ ¢(。。;) とか(多分★最大の羨ましい能力と、最大の欠点を持つ人間くささだと思いますが…違う?)冒頭で説明しなきゃいけない言葉と性格と…キャッチーなつかみを組み立て。また、それとは別に台詞削ったバージョンを描いてみると、この説明がないと支障あるか?と悩んだり。何度も練り直していると、どれが必要かも分からなくなり、考えること事態 嫌になって

そんな時に限って 置いておいたP24作品の良い解決案が出てきてしまって、また新しいネームを切り始めてしまったのですが(そういうことを 5作品ほど繰り返し遅くなりました)。

夢の中で 山の山頂に立つけれど何故か山頂が狭い(←2度目だこのシチュエーション)。青々とした大きなクローバーの緑と透き通る青の空のコントラストが綺麗だったので自分と風景で記念写真を撮った (笑)

起きて夢辞典を見ると、「山の頂に立つ夢は、成功を収め、今がピークの状態」とあり、(ネームも不完全だし)違~う

キャラに感情移入と、描きたいモノという観点で描く作品を選ぶと (-.-;)またP50近い長編(短編だけど)になり。賞や自分の後先関係なく「いいや描いちまえ」って思ったのですが。

また次の日の夜 夢の中で「人が喜ぶのが一番だ」と誰かに言われ、起きてP32を面白くすればいいとシンプルに思い。 P32(もしくはP24も?)描いてからご褒美にP50な長編を描くことを許そうと思いました。(順調にいけば、秋から冬にね。(冬ごもり用))

迷いが解決した後は久しぶりに集中出来ました。集中力研ぎ澄まされるとエアコンいらないんですね。省エネねPhoto_4

前回、トラック描きましたが。今回は電車とマウンテンバイクが登場です(MTB…誰か持ってますかね?)。私、車よりはバス。バスよりは電車の方が好き。なので、電車資料はバッチシなのですが、MTBの資料は意外や無いことに気づき 初ヤフオクに参戦したり借りてきました。この前、公園でやってる方を見かけたんですが、さすがに声をかけは出来ず… (今度挑戦しようかな)

また不安を持ちつつも、最大の敵は自分なので。この前、大学時代のプリントが出てきたのですが 平山郁夫もこう言ってました「自信を持つ瞬間と、焦りを抱く瞬間との繰り返しだった。」

描き始めると、描いた部分が自分の励みになるのでまた自意識過剰(?)になって波に乗れるんですがね

※今、別件で重苦しい心配事が出来てしまったので。今月対人した時のテンションが50%ダウンかもしれませんが。制作には関係…ない…。かな?

Photo_5 さて皆様~ ポニョはご覧になったでしょうか(TV放送待ってもいいけど)

8月5日(火)午後10時~【プロフェッショナル仕事の流儀】で『宮崎駿のすべて ~「ポニョ」密着300日~』をやります。どういう決断で あの作品にいたったのか楽しみです。

8月8日(金)午後8時~の【ミュージックステーション】では、無期限活動休止を決定したサザンオールスターズonlyのスペシャルライブです (録って残しとくね兄キ)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »