一日目 小学館に持ち込みへ
漫画原稿を持ち込みに行くのは19歳の時以来。当時はエニックスと、無謀にも集英社(ジャンプ)に見ていただきました。なので神保町に行くのは2度目![]()
ぷらっとこだまで
東京駅へ。駅から大手町まで歩き、半蔵門線で(地下鉄に乗るまでの地下通路が長ーっ!!) 神保町に出たら思い出しました。大手町の地下鉄で
「急行」が来て、一瞬これに乗っていいのかって躊躇したり、長い地下通路歩いたりで 神保町出たら約束時間の5分前で
ヤバイとばかりに走りました
(メトロ内で急行は関係なかった…
)
南側にある玄関から受付へ(A8出口スグ)。小学館の持ち込み予約の時には
誰が見るとは 告げられなかったので
持ち込む雑誌先と時間をつげて、受付右側の休憩室のようなフロアに座り、担当してくれる編集者さんを待ちます。
最初に見ていただいたのはサンデーGX![]()
自分の漫画が少年誌か青年誌かでも迷っていたので
今回その答えも知りたくて、少年誌2つ・青年誌2つを回るつもりで予約したのですが
後日談でサンデーGXは
「よく間違われるんですが、青年誌です。」とのことでした。 し
…失礼しました。
今回持っていったのは
脱稿したばかりのP32「スターランド」。それと前作の架空の図書館を舞台にしたP66「全知宮 ラフナマリア」と、随分前の作品 チベットの神々を描いたP44の「8人目の英雄」の3作。電話では一応
「前作2本も持っていっても構いませんか。」と断わっておいたのですが。(応答では「見る担当によって見るかは分かりませんが
」と一言…) そういうどうでもいいことは伝わってないようでした![]()
見ていただいたのは
30代くらいの、個性的なメガネの男性。「読んでる間暇だと思うので、分かる範囲で記入してて下さい。」とアンケートっぽい紙を渡されました
今回これアフタヌーン以外の3誌で出てきました(内容違うけど)。GXは、名前や住所等の他に「描きたいジャンルは?」とか「趣味・好きなこと」とかありました。
で、P32を読んだ直後の感想![]()
後ろにのけぞり、「そうきたか~~~~~~~~~~…………期待したのに。」
って、ええーーーー
「だっっ …駄目でしょうか……
」とたんに弱気になる私。(展開部分にPをさいたので、展開終了からラストまで3Pしか無く ラストいきなりハッピーエンドにせずに、どっちともとれるようにボカしたのですが…) 正直行ってGXが一番(私は)辛辣でした。
漫画をアップしてないので、通りすがりの頑張ってる方には
大した参考にもならなくて申し訳ないのですが。言われたことは。(以下必死なメモ↓)
ドラマがありそうでない。 (米の長距離トラッカーの元に、テレポートしてくる少女ニコがいるのですが→) 彼女の素性が分かるまでが長い
彼女の能力が本当だと分かった上で、新しい関係になるか、逃げられるか…っていうドラマを展開するべき。
自分がここまででいいやと思う基準より、よりオーバーにいけばいい。ちょっとやりすぎかなっていうレベル。「分かってくれたよね」じゃ駄目。読者はホラ、(修学旅行生がフロアにいたんですが)
我慢強くない、読者は親切じゃないから。
例えば…(略)主人公の彼がどうしたらいいのか考える。ダイナミックに話を展開して、ふれあいだけで終わったらつまらない。
描きたいものが明確に出てない、何となくは読めるが。 なごませるシーン(笑い部分)は上手いのかな![]()
テレポートするにもメタファーがいる。読者の問題解決、でもその問題解決にリスクがともなうっていう…。
手癖で描いてる気がする。(何すか手癖って…
) もっと突き詰めていかないと、刺激をもっと。 絵は年相応に上手いですが。(一番キツイです
そのお言葉…)。
その後あまり時間もない様子で
前作2本を見ていただく余裕がなさそうだったので
チベットの方見ていただいたのですが。「…で?(何がしたかったの)」って感じでした
(あわわ…;;)
描きたいテーマに対して、その造形で描く必然性があるか、ネームの段階で何を一番訴えるか 核の部分を突き詰めないと。本人しかかけない感情等を、作者にしか描けない切り口で。何を描きたいか突き詰めないと、何となくの話になる。
でした。で、最後に質問したのは![]()
【GXの対照年齢】 10代後半~30代。「他の雑誌でいうところの、ジャンプSQとかアフタヌーンってところでしょうか」
【ペン先でなく他の製図ペンやロットペン等で描いて投稿した時の、印象は?】「たまにいますけど、ウチは老舗なんで」
つけペンの方が良いとのことでした。
見ていただいた時間は45分。一応(今回前作も持っていくし)1雑誌先に対して2時間用意しておいたので、編集さんが去った後、魂抜けながら
くちゃくちゃなメモを整える。
小学館の地下には、ミニ地下商店街みたいな 地下通路があり、美容院や喫茶店が入ってます(
一番近いトイレはここ)。
次も小学館の持ち込みなので
次の時間まで神保町駅に密集している本屋巡りに行きました![]()
そして次に見ていただいたのは、イッキ。林田球先生の「ドロヘドロ」購読しております![]()
見ていただいたのは、20代か30代の髪の長い
ナチュラルな雰囲気の男性でした。膝と机の間に原稿を乗せて、じっくり鑑賞。見終わったあと最初に戻り、もう一回。(すみません以下、原稿コピー送った友人しか分からない内容に) (太字だけ参考にして下さい。)
軽い話。この題材を入れるのは、難しい話ではあると思うのですが。漠然としている、何となくいい話っぽくて、ふっていること(伏線)を解消しないで終わってる。二人の結びつきが分からないまま。最後(の台詞)そこまで言うことあったっけって思った。そこまで言う強いつながりが、1年前にあったか、納得のいく一言じゃない。そこが問題になってたかというと曖昧。
ヒロインの素性が(人か) どっちか分からないようにするなら、「人間かもしれない」ってことを提示しないといけない。隠すのではなく、人間としての彼女を掘り下げてから、人間としての彼女を思ってるとか、真実分かってからこそのドラマ。
彼女のどこに主人公が「あっ」と思うのか、感情、思うことを描く。
ちょっと考えなければ分からない話。丁寧に描いてるとは思うけど、乗り切れないまま、感情に訴えるやりとりがない![]()
この舞台はアメリカじゃなくて、日本でよかった
何となくアメリカな感じで、舞台を海外にするだけで、読者が共感する為のハードルが高くなる。
その舞台にものすごく意味を持たせないかぎりは、(トラックに乗った姿を外からアップにしても、前の車体が苦しくなく画面に入るように、顔が平たいキャブオーバーを描いたのですが、アメリカ的なトラックじゃないところが→) 手段と目的が逆転しているので、目的を一番に。
ノイズが多いから、何かを描く前に、本編のテーマと不可分なものをチョイスして、すると設定とかも色んなことが軽くなる。核心にタッチしてない。何者なんだっていうことを掘り下げる。
何となく出合って分かれて、感情の深みが物足りない。結論に行く前に、もう一つ(二人の関係・感情)到達してから。
話のしくみとしては分かるが、感情ではなく理性で納得してしまう。
彼に感情移入させるなら、彼女の分からない部分を作る。読者に見えてる部分が大きく、予定調和感がある。
丁寧なので、サラっと読めるしいいと思う。楽しめました
深みのある話なので、この設定で描くならシンプルであった方がいい。そぎ落として、見せ方にも余裕をもたせて。ハッタリをかまして。
見開きの、前のページでやりたいことは分かるが。出て直接、突きつけられてもいい。(電話も無しで
出た途端。)
食いたりないけど、キレイにまとまってる。イキマン(イッキの漫画賞)は無理ではないけれど、イッキ
は荒さがあっても、突出したものがある作品がいい。これは逆。
で、「全知宮 ラフナマリア」を見ていただきました。この方も厳しかったですが、和ませつつ指摘をしていただきました![]()
「これには2つのやり方があります」
(ちなみに読書嫌いの中学生が
、世界中の人類の出版物をただ収集し
膨張し続ける宝庫の中で起こるファンタジーなのですが。)
主人公が何をするのかをフォーカス。
世界観を圧倒的に描く。
前者で描くなら、主観表現が欠けてる。何を触ったのかとか、感情移入することなく終わってる。 後者で描くなら、もっと世界観描かないと、物足りなくなる。正確にもっと大きく、この世界が魅力です
っていう。。 前者で描くと長くならないし (こっちを目指した方がいい)。主人公が「無力さ感じる、でも出来るかもしれない」とか、「敵はどれ程 巨大なのか」とか。
キャラに寄せてみた方がいい。理屈で読ませる作品も あると思うけど、理屈を知りたい訳じゃない。
見開きで飛んで、「わーっ」って思った時の感情。「初めてです」とか
ここを守りたいと思うとか、もう一つ感情を入れて。 ヘムロックが玉葱になっちゃうシーンは、えらい切り替えが早いと思う。起きて、思ったことにPをさく。何をするのかが期待。
…とかかった時間は1時間15分でした。
【イッキの対象年齢は】20代以上の男女。 ペンは聞き忘れました。
編集さんが去ったあと
またその場でメモを整えました。横の方では
少女漫画の持ち込みをしていたらしく。
耳をそばだてつつ。 「この内容で描くなら、もっとページ数短くていい」「いい線を描こうと
何度もひいてるのは分かるけど、太くなってしまっている。」とか。。。 こっち的にはお友達になりましょう
って気分でした(笑)
で宿泊させていただくAヤコたんと会うまで
神保町の本屋巡りをしていました。原稿の総重量が2キロと、肩キツかったですが![]()
浮世絵専門の店から、中国関連書籍専門の店(チベットの本いっぱい~
)、児童書の本等、色々専門に特化した古書や新書の店が多く、これが自分の家の近くだったら
買いまくってしまうだろう本が沢山ありました。(遠くで良かったような、残念なような。。)
東京に行く前に
「神保町の周りは居酒屋ばかりだよ
」と
ベジな私の
外食先をAヤコたんが心配してくれていたのですが。神保町の南、
竹橋の駅の近くに、マクロビの聖地(発祥?)的なお店、クシ・ガーデン・デリ&カフェ店(マクロビオティック・レストラン)を発見
(毎月第四土曜日がバイキングナイトらしい…いいな~一度行きたい)
でもベジの店は、ベジでない人が行くと 物足りないことがあるしと迷っていたら![]()
「富士山のやさい塾」というオーガニックレストランのバイキングを発見~
1260円で食べ放題なんて安い!緊張したしお腹も減った!ってことでここに決めました
(お店の右・地下はマザーズという、オーガニックな食品売り場。
明日の朝食のリンゴ買っておこうと思ったら1個262円と高かったですが。)(集英社の北隣が救世軍で、その北隣がスーパーだったのでそっちで買いました。)
Aヤコたんと久しぶりの再会してお店へ。久しぶりだから、人混みの中すぐ分かるのかしらんと思ったのですが(笑)分かりました
。落ち着いた大人のレディになってました![]()
![]()
富士山のやさい塾は、食材の種類は多くはなかったですが。玄米だし、この値段だし、お腹一杯お代わりして満足しました![]()
あ、ちなみにお昼は名駅の新幹線南改札口横のお店で
やさい幕の内なるもの(1000円)を買いました
お肉入ってなくってよかった![]()
持ち込み記 つづく
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