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2008年1月11日 (金)

スウィーニー・トッド 試写会へ♪

T_2 大学時代の友人マチコさんと「スウィニー・トッド  フリート街の悪魔の理髪師」を見に行ってきました。ご一緒するのは誰でも良かったのですが、彼女と話しもあったのでマチコさんで (^^w

妻子を奪われ、無実の罪で投獄された理髪師が15年後に戻り、悪徳判事に復讐する古典ミュージカルの映画化。映画「世界で一番パパが好き!」(大した作品ではない)の中でも、主人公が娘と、舞台「キャッツ」を見に行く代わりに「スウィニー・トッド」を見に行くってエピソードがあります。ティム・バートン&ジョニー・デップ コンビの最新作。

堕落して復讐の鬼と化していくのかと思いきや、冒頭から★ブラックジャックの縦・横ボンバーな髪型で現れ、歌い始めます♪

ミュージカルで眠くならないか心配でしたが。キャラが移動しながら歌うので、それ程ダラけず。(それでも歌から急に 普通の台詞に戻ったり、その逆の時に笑えますが。)

今回歌に初挑戦したジョニー・デップ。雑誌「cut」の特集で「監督がティムでなかったら、人前で歌うなんて 恥ずかしいことやらなかったよ。」と言ってましたが。低音ボイスの美声、だんだん聴いてて快感でした。 歌がある分、展開が早く。歌は主に前半だけって印象でした。(途中で気にならなくなっただけかも) 

ハサミで復讐するのかと思いきや、理髪店は髭剃りメインで 凶器は 剃刀onlyでした。なんならハサミも使ってくれて良かったと思いますが。(柄の部分に指入れて、ウェスタン風にクルクル回す) まぁそしたら、ジェイソンみたくただのホラーになるか。 始終 眉間にシワをよせて、口をへの字にして 過去をひきずる、危ういジョニー・デップが印象的でした。これは、萌え(パパ&娘)と期待感でひっぱる映画だなと。

ハリポタのスネイプ先生が、宿敵の判事役。変質的キャラですが(てかこの映画の登場人物 皆どこかおかしい) 淫猥なコレクションの本をひけらかすわりには、その絵が写るカットはなかったり。口で言うわりに、あまり行動描写はありませんでした。登場してから、サド侯爵並に 乱れていくのを期待したんですが。(主人公スウィニー・トッドも剃刀と再会し「Like me My frend ~♪」と歌うので、もっと変質的に 剃刀へ愛情を示しても良かったような。)

スウィニー・トッドに理解を示し、彼の理髪店の下でパイ屋を営む ミセス・ラベットがすごい。何がすごいって。トッドへの順応っぷりと、直接は映像に写らない部分での所業。ラベットとトッドのコンビ(カップリング)好きです。「名案だ♪名案だ♪」と一緒に踊るシーンとか、熟練夫婦のようなイイ雰囲気でしたがねぇ(´ω` )。

舞台は1Fパイ屋・2F理髪店となってる店がメインで、建物構造が一つの舞台として生かされてました(こういう舞台が生きてる作品て好き)。ラベットの妄想の中で、ティムバートンのお約束的 黒白ストライプの衣装が出てきたり。映画「ネバーランド」的 爽やかシーンがありますが、ジョニー・デップがトッドのままだから笑えたり。 

ただ、出るキャラ出るキャラ、昔会ってる事にコトごとく気づかないのが妙でしたが。(2週間床を拭いてた男とか) 15年の歳月はそんなものか(?)。ラベットもトッドに「ずっと好きだった♪」と横から歌うわりには、最初会った時ただの客として迎え入れていたから、過去のラベット描写もあってよかったなと。 上映時間ほぼ2時間。歌のないバージョンのスウィニー・トッドも見てみたかったかも。 

ラスト。あれと間逆な終わり方もアリだと思いましたが。そこはそれ、不器用(!?)なティム・バートン。彼なりのハッピーエンドなのでしょう。(原作がああなのかな)

マチコさんは「恐かった~(*´▽`;)) 今日夢に出そう (苦笑)」 と言ってましたが。私は全然(むしろギャグ?)。殺人流血シーンは、リアリティの追求ではなく、絵的な表現をされていたかなと。 ティム・バートン&ジョニー・デップ好きなら、見に行ったら良いんじゃないでしょうかー。 

私信★年賀状で連絡がとれたことで、ユカたんと会おうって話に、メグたんとマチコも加わり。どうせなら2月に同窓会しようって話になってきました。また話が固まってきたら、マチコさんと私から 連絡しますので、よろしく~♪ ( ^^)人(^^ ) ♪

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コメント

当たったのかぁ~!!!
私も出したのですが、ハズれたみたいです。
招待状来てませんから…。

マチコねえさんとのご報告ありがとね♪

「スウィーニー・トッド」の中身に関しては観ないと全然わからないので(笑)後日確認に参ります。

同窓会かぁ。
それは勿論私も加わってよいのかしら?☆
連絡お待ちしてますよ♪

投稿: Risa | 2008年1月12日 (土) 00時58分

 勿論ですワ~♪全員連絡して、これたら集合って感じで^^w。
 リサッチ外れたんですか~お先に御免ね。
 帰ったら、「テラビシアにかける橋」の試写会が当たってましたが、お一人様有効でした。Σ( ̄□ ̄;)エー。一人じゃツマんない(109だし)。
 
 そういえば今シネマテークで「ジプシー・キャラバン」上映してますね。ファンファーレチョカリーアも出てて、ジョニーデップも推薦してるドキュメント。あ、でも遅い時間の上映あるのが今週金曜までだわ。 レンタル出たら見よかな。

投稿: Natsumi | 2008年1月13日 (日) 11時42分

ブラックジャックな髪型!(笑)確かに^^。への字口でもあったね(笑)。ちょっとR15なだけあって流血も多いけど、やっぱ総合的にかなり美しい作品だったよね〜。ほんと歌が凄く上手くて惹き付けられたし、ミュージカルでありつつ、ストーリーもどんどん展開されて、凝った演出もあって見応えありました。

ジョニー・デップ素敵だね♡。
まだティム・バートン作品見てないのが沢山あるのでもっと見たくなったよ〜。nちゃん、絵本も持ってるのいいな〜。欲しくなっちゃった。

投稿: mai | 2008年1月16日 (水) 23時35分

はじめまして。トラバさせて頂きましたw

私は、“ジョア~~ナ~~♪”が頭から離れません(笑)

投稿: ゆえな | 2008年1月20日 (日) 21時22分

ゆえなさんへ★
こんにちわ~☆ご丁寧にコメントありがとうございます^^。
ジョニーデップ以外が歌いだすと、ウゼェとか思ってましたが(笑)(とくにあの青年)
映画はそう、ハッピーエンドですよね♪

投稿: Natsumi | 2008年1月21日 (月) 13時25分

☆maiちゃんへ☆
あ、御免ここのコメント気づいてなかった^^;。R15だったのか~躊躇無くスパスパいってたもんね。
絵本?ティム・バートンの「オイスター・ボーイの憂鬱な死」のことかな。スウィニーの絵本は無いよね(あったら恐いか)。

投稿: Natsumi | 2008年1月21日 (月) 13時31分

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