大学時代の友人マチコさんと「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を見に行ってきました。ご一緒するのは誰でも良かったのですが、彼女と話しもあったのでマチコさんで (^^w
妻子を奪われ、無実の罪で投獄された理髪師が15年後に戻り、悪徳判事に復讐する古典ミュージカルの映画化。映画「世界で一番パパが好き!」(大した作品ではない)の中でも、主人公が娘と、舞台「キャッツ」を見に行く代わりに「スウィニー・トッド」を見に行くってエピソードがあります。ティム・バートン&ジョニー・デップ コンビの最新作。
堕落して復讐の鬼と化していくのかと思いきや、冒頭から★ブラックジャックの縦・横ボンバーな髪型で現れ、歌い始めます♪
ミュージカルで眠くならないか心配でしたが。キャラが移動しながら歌うので、それ程ダラけず。(それでも歌から急に 普通の台詞に戻ったり、その逆の時に笑えますが。)
今回歌に初挑戦したジョニー・デップ。雑誌「cut」の特集で「監督がティムでなかったら、人前で歌うなんて 恥ずかしいことやらなかったよ。」と言ってましたが。低音ボイスの美声、だんだん聴いてて快感でした。 歌がある分、展開が早く。歌は主に前半だけって印象でした。(途中で気にならなくなっただけかも)
ハサミで復讐するのかと思いきや、理髪店は髭剃りメインで 凶器は 剃刀onlyでした。なんならハサミも使ってくれて良かったと思いますが。(柄の部分に指入れて、ウェスタン風にクルクル回す) まぁそしたら、ジェイソンみたくただのホラーになるか。 始終 眉間にシワをよせて、口をへの字にして 過去をひきずる、危ういジョニー・デップが印象的でした。これは、萌え(パパ&娘)と期待感でひっぱる映画だなと。
ハリポタのスネイプ先生が、宿敵の判事役。変質的キャラですが(てかこの映画の登場人物 皆どこかおかしい) 淫猥なコレクションの本をひけらかすわりには、その絵が写るカットはなかったり。口で言うわりに、あまり行動描写はありませんでした。登場してから、サド侯爵並に 乱れていくのを期待したんですが。(主人公スウィニー・トッドも剃刀と再会し「Like me My frend ~♪」と歌うので、もっと変質的に 剃刀へ愛情を示しても良かったような。)
スウィニー・トッドに理解を示し、彼の理髪店の下でパイ屋を営む ミセス・ラベットがすごい。何がすごいって。トッドへの順応っぷりと、直接は映像に写らない部分での所業。ラベットとトッドのコンビ(カップリング)好きです。「名案だ♪名案だ♪」と一緒に踊るシーンとか、熟練夫婦のようなイイ雰囲気でしたがねぇ(´ω` )。
舞台は1Fパイ屋・2F理髪店となってる店がメインで、建物構造が一つの舞台として生かされてました(こういう舞台が生きてる作品て好き)。ラベットの妄想の中で、ティムバートンのお約束的 黒白ストライプの衣装が出てきたり。映画「ネバーランド」的 爽やかシーンがありますが、ジョニー・デップがトッドのままだから笑えたり。
ただ、出るキャラ出るキャラ、昔会ってる事にコトごとく気づかないのが妙でしたが。(2週間床を拭いてた男とか) 15年の歳月はそんなものか(?)。ラベットもトッドに「ずっと好きだった♪」と横から歌うわりには、最初会った時ただの客として迎え入れていたから、過去のラベット描写もあってよかったなと。 上映時間ほぼ2時間。歌のないバージョンのスウィニー・トッドも見てみたかったかも。
ラスト。あれと間逆な終わり方もアリだと思いましたが。そこはそれ、不器用(!?)なティム・バートン。彼なりのハッピーエンドなのでしょう。(原作がああなのかな)
マチコさんは「恐かった~(*´▽`;)) 今日夢に出そう (苦笑)」 と言ってましたが。私は全然(むしろギャグ?)。殺人流血シーンは、リアリティの追求ではなく、絵的な表現をされていたかなと。 ティム・バートン&ジョニー・デップ好きなら、見に行ったら良いんじゃないでしょうかー。
私信★年賀状で連絡がとれたことで、ユカたんと会おうって話に、メグたんとマチコも加わり。どうせなら2月に同窓会しようって話になってきました。また話が固まってきたら、マチコさんと私から 連絡しますので、よろしく~♪ ( ^^)人(^^ ) ♪
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